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第2章「結婚」
バツイチ!バツイチ!
猿は少女と結婚した。
しかし、彼女は動物が非常に嫌いであった。
最初は我慢していたが、猿の奇行に我慢も限界が来ていた。
そして、離婚した。
猿は泣いた。ひたすら泣いた。彼の心はもう空だった。
彼の悲しみは日に日に大きくなって行くばかりだ。
あまりの虚しさに時間のすべてをギャルゲーにつぎこんだ。
しかし誰一人としてhappyルートを攻略できなかった。
次元をまたごうが、自分が猿であることに変わりはない
彼は再び孤独となった。
彼は愚かだ(笑)