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プロローグ:黒い悪夢

はじめまして。

ふーたといいます。

ファンタジーはあまり書いたことがありませんががんばって完結させようと思います。

よろしくお願いします。

某日、夜。



パレットを撒き散らしたかのように黒い空は、静かに息を潜めていた。


穿つように空いた青白い月はまるで世界を食いつぶす巨大な口のようにそこにある。



そんな夜、遠吠えが響く。



何かが終わり、何かが始まるのを知らせるかのように。



世界は廻る。


大事な何かを置いて。


進む人々に、それを気付く者はいない。



ただ静かに、ただ安らかに沈んでいく。



何処か、とても深い場所へ。



最後に私を見送ったのは、ただ青白い月だけだった。

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