興味津々なキラキラ
キラキラが近付いてくる
興味が湧いて出てるのだろう
無限大のスポンジが投げられる
いつしか欠けていったスポンジ
残ったものもカラカラで
搾ったとしても一滴も垂れない
あまりにも眩し過ぎる
キラキラしたスポンジを少し撫でれば
キラキラした雫が止めどなく溢れ出す
無限大の密度を持つ雫が
健やかな成長を促している
いつのまにか全ての雫をドブに捨て
何も残さず光が消えた
興味津々なキラキラが迫る
脅威的なスポンジを抱えて
未来を担う姿の見本を見る幸せよりも
自らを省みて喪失感が襲うのだ