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第3章第57話稚内攻防戦

第3章樺太動乱の第57話稚内攻防戦になります。お久しぶりの投稿になりました。

第3章第57話稚内攻防戦

第2次カメルーン=インシャン領土戦争において最後の戦いであるティガルヴィーラの戦いが始まる2週間前、極東において小さな嵐が吹き荒れた。日清戦争に勝利し、日露戦争に勝利し、そして第1次世界大戦において連合国側で参戦し、第2次世界大戦において大東亜戦争に勝利し米国を打ち負かしたアジアの覇者たる大日本帝国と再興されしソビエト連邦たるソビエツィア社会主義共和国連邦の間で全面戦争の危機が迫っていた。そしてその小さな嵐はついに極東に豪雨をもたらす。ソビエツィア連邦空軍が大日本帝国の北海道に領空侵犯。これのインターセプトに動いた帝国空軍航空隊を撃墜したのだ。無論、大日本帝国がこれを容認するわけはなくすぐに大日本帝国政府は帝国軍へ防衛戦闘命令を発令。帝国海軍の第1聯合艦隊は極東へと移動を開始した。そして稚内沖で航空戦が勃発した。子の航空戦において帝国空軍は辛勝を収め何とか北海道防衛に成功するがここで大きな戦闘が巻き起こった。ソビエツィア海軍第1極東艦隊が突如津軽海峡に出現。帝国海軍聯合艦隊はまだ到着していないため、圧倒的数的不利の中、第3機動艦隊が時間稼ぎとして出撃した。そしてすぐに津軽海峡海戦が勃発する。互いに戦艦が主砲とミサイルにを発射し、空母からは艦載機が発艦。津軽海峡は一瞬にして火がついた。帝国海軍はソビエツィア海軍戦艦に対して主砲を命中させるもソビエツィア側も帝国海軍の戦艦閃龍へとその主砲をたたきつけた。そしてソビエツィア海軍はミサイルと主砲による飽和攻撃で帝国海軍を海の藻屑へとしようとする。圧倒的数的不利の帝国海軍第3機動艦隊はここで敗北を覚悟したその時であった。突如ソビエツィア海軍が放った対艦巡航ミサイルが空中で爆発したのだ。そしてそれと同時に後方から爆音が鳴り響き、ソビエツィア海軍の巡洋艦が1隻撃沈される。そう、帝国海軍第1聯合艦隊が到着したのだ。損害を被った第3機動艦隊は第1聯合艦隊の到着で任務を終えて自らが所属する軍港へと戻った。そして帝国海軍を代表する超大和型戦艦1番艦薩摩が戦闘を受け継ぎ、砲撃戦を展開する。そして長時間の戦闘の中、ついに帝国海軍は第1極東艦隊を打破することに成功した。しかし本当の戦いはこれからであった・・・。礼文島へ突如としてソビエツィア軍15師団が強襲上陸を敢行したのだ。これに対して大日本帝国大本営は対応を迫られるのであった。


戦艦薩摩艦橋

山本平馬帝国海軍元帥海軍大将「くそ!ソビエツィアに裏をかかれたか!この壮大な囮を利用してくるとはな!」

高井陽介帝国海軍海軍大佐「現在、大本営からの通達も来ていません!艦隊長、いかがいたしますか!?」

山本平馬帝国海軍元帥海軍大将「大本営なんぞ待っていられん!直ちに宗谷海峡へ向かうぞ!我々の真なる戦場はそこだ!」


大日本帝国首相官邸地下

近衛仁則内閣総理大臣「よし、みなそろったな。それでは山本孝光防衛大臣、状況を詳しく解説してくれ。」

山本孝光防衛大臣「はい。まず1時間前にソビエツィア連邦軍15師団が礼文島へ強襲上陸し同地を制圧、占領下に置きました。そして礼文島にいた住民や帝国軍人はみなとらえられております。」

近衛仁則内閣総理大臣「人質を取られたわけか・・・。」

山本孝光防衛大臣「そういうわけです。そこで我々軍部としては現在宗谷海峡に急行中の第1聯合艦隊に宗谷海峡を海上封鎖し、敵の補給を滞らせて北海道に存在する帝国陸軍の部隊を用いて礼文島を拠点としてやってくるであろう今後の敵北海道上陸部隊から同地を防衛します。この防衛に成功したのちに礼文島へ上陸し同地を奪還する予定です。それでも戦闘が終息しない場合は最悪の場合こちらからの攻撃を仕掛ける必要があるでしょう。」

近衛仁則内閣総理大臣「了解した。いいか、今作戦は民間児が最優先だ!全員ぬかるなよ!」


大日本帝国上層部はすぐに決断を出した。そしてすぐさまこの命令が帝国陸海空軍のすべてに下令される。この命令のもと日本軍はすぐさま出撃用意などを固め北方の目と鼻の先に迫る脅威を排除するべく動いていた。そのころ第1聯合艦隊では宗谷海峡の海上封鎖と敵の防衛艦隊の撃滅に関する作戦のための会議が行われていた。


山本平馬帝国海軍元帥海軍大将「さきほど、礼文島に関する命令が帝国軍に下達された。この命令のもと我々第1聯合艦隊は宗谷海峡へ向かい、敵海軍に対する海上封鎖を行うことになる。そこでだ、おそらく厄介になるのが第2極東艦隊の存在だ。彼らは宗谷海峡に陣取り、上陸部隊への物資や兵器の運搬・補給を行っている輸送艦隊の防衛を行っている。この生命線を我々は破壊し、敵戦力を枯渇させたのちに礼文島を奪還する予定だ。」

高井陽介帝国海軍海軍大佐「しかし、礼文島には人質がとられているのでは?」

山本平馬帝国海軍元帥海軍大将「ああ。その通りだ。が、しかし問題はそれだけではない。すでにソビエツィア軍はここの飛行場などに空軍戦力を搬入しており、また対空ミサイルなどによる対空警戒網、そして対艦巡航ミサイルを用意し近海の防衛の用意も務めている。さらには漁船などを徴発してこれを輸送船団に組み込み更なる物資の運搬を行っているらしい。よって我々はこの対空・対艦警戒網を突破しつつ上陸部隊を守り、そして敵海軍を殲滅しなければならないのだ。君たちならやれるだろう。危険な任務ではあるが総員一層奮励努力セヨ!」


帝国海軍第1聯合艦隊は宗谷海峡へ向けて動き始めた。また既に帝国陸軍や帝国空軍も動いており、稚内の海岸線には多数の帝国陸軍部隊が展開し、機甲戦力から歩兵戦力まですべてが配置されていた。また帝国空軍は礼文島だけではなく樺太やウラジオストクまでを攻撃範囲としてとれる空港に空軍戦力を重点的に配備していった。これに対してソビエツィア連邦軍も多数の増援を礼文に送っており、これを大本営は北海道上陸部隊とみて警戒していた。そしてついにその日は訪れる。


高井陽介帝国海軍海軍大佐「艦隊長!レーダーにて敵軍に動きが!敵第2極東艦隊が宗谷海峡で電撃的に展開しています!後方には上陸部隊と思われる輸送船団も確認済みです!」

山本平馬帝国海軍元帥海軍大将「ついに来たのか!?よし、全艦に次ぐ!第1種戦闘配置!北海道を守り通せ!」


そのころ帝国陸軍や帝国空軍も対応を迫られていた。帝国陸軍は稚内沿岸に戦車部隊などを配置。上陸を阻止する防衛線を構築し戦闘に常に対応できる体制をとった。帝国空軍は哨戒機を飛ばし対空警戒を怠らず、戦闘機もスクランブル発進しいつでも戦闘を行う準備を済ませていた。そしてその先頭の火蓋は切って落とされる。


高井陽介帝国海軍海軍大佐「敵上陸部隊が発進!続々と本土めがけて航行中です!エアクッション艇もあり、戦車も確認しました!」

山本平馬帝国海軍元帥海軍大将「ついに来たか!駆逐艦で対応しろ!発艦済みの航空機もこれを援護!主力艦は敵の輸送艦を狙って攻撃だ!急げ!」


ソビエツィア連邦軍はその兵力をもって北海道を落としにかかってきた。上陸部隊の第1派だけでも戦車30両が確認できる大部隊であり大日本帝国軍はこれを本気で撃滅すべく攻撃を開始していた。だがしかし、ソビエツィアはさらに部隊を空から送っていた・・・。


坂本洋一帝国空軍1等空佐「さきほど、第1聯合艦隊から通達があり、こちらに向かってSu-57とSu-35の混成部隊15機がこちらへ向かっているようだ!全機、一機も損失を出さずすべて撃滅するぞ!交戦場所は稚内沖になる!第2次稚内沖航空戦だ!行くぞ!」

帝国空軍パイロット5「敵機はステルス、こっちもステルス・・・どうなることやら。」

坂本洋一帝国空軍1等空佐「ああ。だからこそ格闘戦は回避してくれ!」


こうして第2次稚内沖航空戦が勃発した。格闘戦を極力回避するため遠距離からのミサイルの打ち合いとなった。遠距離からロックオンをしあい、ミサイルが来ればフレアやチャフで回避する。そのような戦闘となり両者ともに3機づつの損害を出す。しかしここで戦局を左右する事態が起きた。


坂本洋一帝国空軍1等空佐「海上からミサイルだと!?敵海軍のレーダー域に入っちまったか!?」

帝国空軍パイロット3「くそ!どうすr」


ドガァァァアアアァァァアアアァアァァァァアアアアアァァァァァンンン!!!!!


坂本洋一帝国空軍1等空佐「・・・敵機の反応が一つ消えた?」

帝国空軍パイロット4「隊長!このミサイルは味方イージス艦からの援護です!我々は救われました!」

坂本洋一帝国空軍1等空佐「素晴らしい!これで膠着状態を打開できるぞ!」


帝国海軍の支援の下帝国空軍は事態の打開を行った。帝国空海軍の協力によりソビエツィア空軍の航空隊は蠅のごとく落とされていく。そして残り3機になったところで敵機は撤退を行った。第2次稚内沖航空戦も帝国空軍の勝利で終わった。しかし戦闘がこれで終わるわけがない。帝国空軍航空隊はそのまま敵上陸部隊のエアクッション艇などを撃沈するべく海上で戦闘を開始した。


ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!・・・ズガガァァァアアアァァァアアァァァアアァアアアアァァアアアァァァァァンンン!!!!!


坂本洋一帝国空軍1等空佐「1隻やった!戦車が一両海の藻屑になりやがったぜ!」

帝国空軍パイロット4「こっちだってやってやる!」


ドシュゥゥゥーーー・・・・・ズガガァァァアアアァァァアアァァァアアァアアアアァァアアアァァァァァンンン!!!!!


帝国空軍パイロット4「よし。こちらも1隻敵のエアクッション艇を撃沈してやったぜ!」

帝国空軍パイロット5「お見事だ!」


帝国空軍航空隊がエアクッション艇を撃沈していく中で、帝国海軍聯合艦隊はソビエツィア海軍第2極東艦隊と睨み合っていた。そんな中で山本平馬帝国海軍元帥海軍大将はある一つの作戦を提示する。


山本平馬帝国海軍元帥海軍大将「現状、敵第2極東艦隊は敵輸送艦隊を防衛するため我々と輸送艦隊の間に割って入っている。これを撃沈していたら先に主力部隊が輸送されてしまうだろう。よって、私はこの第2極東艦隊を通過し、航空隊によるミサイル攻撃で敵輸送艦隊を撃沈すべきだと考える。高井君。どうすると考える?」

高井陽介帝国海軍海軍大佐「私もそれに同感いたします。私としては信濃に待機中の航空隊を用いるべきでしょう。問題は敵極東艦隊の上空を通過しなければならない点です。ここは一番撃墜されやすく対空砲火が強力なポイントでしょう。」

山本平馬帝国海軍元帥海軍大将「そこは航空隊の腕を信じよう。こちら艦橋。CICへ、信濃に以下の指令を通達してくれ!」


帝国海軍信濃型航空母艦1番艦信濃

花井幸次郎帝国海軍中佐「たった今、薩摩から入電があった。今発艦していない航空隊に出撃命令!武装は対艦ミサイルで目標は輸送艦隊だ!発艦急げ!」


ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!!!!


信濃は米井航空隊(第5海軍航空隊)に対して出撃命令を発令。対艦ミサイルを装備した米井航空隊はすぐさまカタパルトについて点検を完了させた。そして発艦を開始した。


米井人志帝国海軍上等空佐「米井航空隊1番機、発艦する!」

信濃艦橋艦橋員1「了解!健闘を祈る!」

米井人志帝国海軍上等空佐「大日本帝国万歳!」


ゴォォォォオオオオォォォォォォオオオオオオォォォオオオォォォォオオオオォォ!!!!!


米井航空隊に所属する計10機の戦闘機は次々と発艦していった。そのころソビエツィア海軍第2極東艦隊もこの動きを察知していた。


ヴィンルガードフソビエツィア海軍第2極東艦隊司令「敵艦隊から航空機が発艦したようだな。」

セイロースクソビエツィア海軍士官「司令、どういたしますか?」

ヴィンルガードフソビエツィア海軍第2極東艦隊司令「敵航空隊の狙いは我々第2極東艦隊のこの戦艦や空母といった主力艦だろうな。今現状、敵からの砲撃はないが航空機での攻撃で我々を追い返すつもりだろう!いいか、敵機が射程圏内についたらイージス艦で撃墜するんだ!」

セイロースクソビエツィ海軍士官「了解!そのように伝達します!」


この時、ソビエツィア艦隊は大きな判断ミスを犯した。帝国海軍航空隊は輸送艦隊を攻撃目標値していた。しかしソビエツィア海軍第2極東艦隊は自身が帝国海軍航空隊の攻撃目標だと判断してしまったのだ。そして帝国海軍航空隊はついに第2極東艦隊の射程圏内に入る。


ヴィンルガードフソビエツィア海軍第2極東艦隊司令「さあ、来い!叩き落してくれる!セイロースクソビエツィア海軍士官「対空ミサイル発射用意!・・・発s」


キイィィィイイイィィィィィイイイィィィイイィイイイイィィィイィィィイイイィィィンンン!!!!!


セイロースクソビエツィア海軍士官「て、敵機急上昇!」

ヴィンルガードフソビエツィア海軍第2極東艦隊司令「なんだと!?我々が狙いではないのか!?ならば空母か!?」

セイロースクソビエツィア海軍士官「いえ、あのコースは・・・敵機、輸送艦隊直行コース!」

ヴィンルガードフソビエツィア海軍第2極東艦隊司令「なに!?急げ!奴らを届かせるな!輸送艦隊がやられたらまずいぞ!アゴーニ!」


米井航空隊

米井人志帝国海軍上等空佐「敵艦隊の対空砲火が飛んでくるぞ!全機散開!目標を狙って沈めてやれ!」

示村克己帝国海軍上等航空兵上等航空兵「敵誘導弾だ!回避する!チャフ・フレア散布!」


ダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!パシュパシュパシュッ!!!!!・・・ドガァァァアアアァァァァァアアアアアァァァアアアァァァァァァァァアアアァァァァァアアアアアァァァァァンンン!!!!!


示村克己帝国海軍上等航空兵「回避成功!」

米井人志帝国海軍上等空佐「よくやった!全機、まもなく目標だ!各自目標を補足後、誘導弾を発射。その後は各自すぐに信濃に帰還しろ!」

浅野琢磨帝国海軍上等航空兵「敵艦補足!対艦誘導弾発射!」


ドシュゥゥゥゥゥーーーーー・・・・・


ドリツクソビエツィア海軍中佐「敵対艦ミサイルが来るぞ!迎撃しろ!対空ミサイルだ!急げ!」

ルヴァージソビエツィア海軍中尉「司令!VLSでは近すぎます!」

ドリツクソビエツィア海軍中佐「ならば、対空ミサイルランチャーがあるだろう!絶対に迎撃するんだ!ここでやられたら上陸中の友軍が孤立するぞ!」


ドシュゥゥゥゥゥーーーーードシュゥゥゥゥゥーーーーードシュゥゥゥーーー・・・・・ズガガァァァアアアァァァアアァァァアアァアアアアァァアアアァァァァァンンン!!!!!


ルヴァージソビエツィア海軍中尉「本艦に飛来中の敵対艦ミサイル4発中1発撃墜!3発は依然飛来中!」

ドリツクソビエツィア海軍中佐「CIWSだ!急げぇ!!!」


ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!


ルヴァージソビエツィア海軍中尉「ダメです!本艦直撃コース!」

ドリツクソビエツィア海軍中佐「くそぉ!!!!!総員衝撃に備えよ!」


ズガガァァァアアアァァァアアァァァアアァアアアアァァアアアァァァァァンンン!!!!!


ソビエツィア海軍の輸送艦隊に、帝国海軍の対艦誘導弾が猛威を振るった。ソビエツィア海軍の対空防御網をかいくぐり誘導弾は命中。海上で多数巨大な爆発が起こった。ソビエツィア海軍輸送艦隊は帝国海軍米井航空隊の猛攻により多数艦艇が撃沈された。この損害を鑑みてソビエツィア海軍は礼文島へ撤退した。その後稚内上陸作戦を敢行中であった上陸部隊は孤立することになり帝国陸軍と海軍によって殲滅されていく。その後残った部隊が降伏したことにより稚内の防衛に成功した。そしてついに大日本帝国は礼文島奪還作戦を発動するのであった・・・。


感想といいねとレビューよろしくお願いいたします!感想は誰でも書き込めるようにしてありますのでどしどしお願いします!

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