第2章第54話ゲルマニアの野望
第2章盗ゲ冷戦の第54話になります。1日に3話投稿は今日が初めてかもしれません。
第2章第54話ゲルマニアの野望
時代はさかのぼり1945年ドイツ第3帝国は第2次世界大戦に敗北した。だがしかし総統をふくめナチスの高官などはみな南米へと亡命しておりそこで再び軍拡を行っていた。そしてドイツ第4帝国として再び復帰しその後ドイツ連邦共和国とドイツ民主共和国へ侵攻。冷戦のさなかでナチスと戦うことを望まなかった米ソ両国はナチスと講和を選ぶ。そこでナチスは再びドイツの地に帰還しゲルマニア第5帝国と国名を改め再びアーリア人至上主義と帝国の拡大を求めた。そして1995年からゲルマニアはその拡大に動き出す。デンマーク・スイス・ベルギー・オランダ・リヒテンシュタインに対して侵攻を行ったのだ。その時にはすでに軍民ともにドイツが再興されており帝都ゲルマニアも完成され万全の状態であったゲルマニア第5帝国にその5国がかなうはずもなくただただ蹂躙されていき、再びゲルマニア第5帝国に併合された。その後も国家の成長を遂げていたゲルマニア第5帝国はついにその闘争心を明らかにする。それが盗ゲ冷戦だ。ゲルマニア第5帝国の敵は明確でありそれがキッド社会主義共和王国連邦率いるイメーワ同盟条約機構であったのだ。そのため万が一王国連邦と戦争になってもいいようにイースアルディア社会主義共和国連邦と友好的に接し、のど元に刃を突き付けた。しかし盗伊戦争によりイースアルディア連邦が負けたことによりそれは破綻してしまう。そしてゲルマニアが目を付けたのがアフリカだ。アフリカの広大な地をわがものにしたいと考えていたゲルマニア第5帝国はアフリカ諸国との戦争も考えていたほどだったがここで好機が訪れる。それが第2次カメルーン=インシャン領土戦争だ。この戦争においてカメルーン・アフリカ軍政社会主義国家が劣勢に立たされていることを確認したゲルマニア第5帝国はその権益拡大のチャンスと見てウェストインシャン人民共和国連邦側での介入を宣言した。しかもこの戦争にキッド社会主義共和王国連邦は不介入を宣言しており第5帝国からすれば夢のような話だった。が、しかしカメルーン・アフリカ軍政社会主義国家がイメーワ同盟条約機構に加盟したことですべてが変わることになる。結果的にキッド社会主義共和王国連邦は今戦争に介入を宣言し今までの予測が崩れる結果となったのだ。ウェストインシャン人民共和国連邦はいま、圧倒的に押されておりゲルマニア第5帝国はこの戦争をいかに戦うか決断を迫られていた。
ゲルマニア第5帝国ライヒスターク
アドルフ・タヴォラー総統「ここにきてわが友邦ウェストインシャン人民共和国連邦が忌々しき王国連邦に押されつつある。アフリカを手にすることは第3帝国時代からの夢であるがこのままではそれも叶いそうにないだろう。」
ラインハルト・ヒムリドラ親衛隊長官「総統閣下。この戦争はおそらくウェストインシャン人民共和国連邦が負けるでしょう。この戦局を覆すことができるのは核兵器による先制攻撃ぐらいでしょうし、そんなことをしたら熱核戦争になるのは当たり前。我々の大願を成就するためにはいつかは核戦争でも何でも戦い抜かねばなりませんが今はまだ頃合いではないでしょう。」
アドルフ・タヴォラー総統「まさにその通りではあるが盗伊戦争でも敗戦している以上このアフリカの地で何かしら成果を上げなければわが国家の威信もあるし、国民も許さないだろう。
ラインハルト・ヒムリドラ親衛隊長官「総統閣下。お言葉ではございますが、確かに国家としての威信が下がるのは問題ですし危惧すべきです。ですが総統には向かう国民というのは?我々第5帝国の政府、総統閣下のご意思に反対するのは国家反逆者なのではないのですか?そのような奴らはあまり気にしなくていいかと思います。万が一反抗してくるようなことがあれば全員、劣等人種として強制収容所に送り込んでしまうか処刑してしまえばいいのです。」
アドルフ・タヴォラー総統「さすが、親衛隊員として特別行動部隊を引き連れているだけあるな。」
ラインハルト・ヒムリドラ親衛隊長官「私は望んでその役職に就きましたから。その役職としてふさわしいことをといえることを言ったまでです。」
アドルフ・タヴォラー総統「そうか。だがしかし、ウェストインシャン人民共和国連邦はもう少し戦えると思っていたが正直失望したよ。」
ラインハルト・ヒムリドラ親衛隊長官「所詮は劣等人種の集まりですから仕方がありませんよ。それより国内に潜伏していると思われる人種問題を解決するための作戦を立案いたしましたのでこれを確認していただきたいのですが。」
アドルフ・タヴォラー総統「ああ、そうだったな。見せてくれ。」
ラインハルト・ヒムリドラ親衛隊長官「了解いたしました。作戦名はレアデ作戦といたしまして・・・」
ウェストインシャン人民共和国連邦共産党本部
ジョン・フィンデル書記長「いったい軍は何をやっているんだ!!!この戦争は勝てるのではなかったのか!?最近は吉報を聞かないじゃないか!!!マダガスカル・コモロを奪還されモザンビーク海峡にいた主力艦隊は大損害を被り、挙句の果てにはモザンビークの奪還までされすでに国境部に敵軍が来ているだと!?ふざけるのも大概にしろ!!!!!」
フォイト人民革命防衛軍総司令「・・・書記長、お言葉ですが我々はこの戦争に勝てると踏んでいました。しかし王国連邦が介入が大きな誤算だったのです!」
ジョン・フィンデル書記長「大きな誤算?ああ、そうかそうか。言い訳をするなぁ!!!!!何が大きな誤算だ!そんなので責任から逃れられるとでも思ったか!?ゲルマニア第5帝国が我々にはついているのだぞ!それでも大きな誤算か!?それにも勝てる巨大な戦力を我々は手にしているというのだ!なぜそのようなことがありながら負けるという事態が発生するのか!?答えは簡単だ、軍が無能だった、違うか!?私は戦争に勝てると聞いたからこの戦争を始めたのだ!だがふたを開けてみたらこうだ。これのどこが勝てるだ!?お前は俺を侮辱しているのか!?」
フォイト人民革命防衛軍総司令「い、いえ、そんなつもりh」
ジョン・フィンデル書記長「だったらサッサと戦果を挙げろ!!!私に吉報をよこせと言っているのだ!!!!!」
フォイト人民革命防衛軍総司令「書記長、ですが軍全体に対しての文句はいくら書記長といえd」
ジョン・フィンデル書記長「ふざけるな!!!!!何が文句だ?何が書記長といえどだ!?貴様にそのような立場があると思うか!?」
フォイト人民革命防衛軍総司令「しかしそれはあまりの侮辱です!!!」
ジョン・フィンデル書記長「だったらなんだ!?・・・はあ。私は心底失望したよ。こうなるぐらいなら私に対する忠誠を持つ親衛隊のような組織を作るべきだったな!ゲルマニア第5帝国のように!!!!!」
フォイト人民革命防衛軍総司令「・・・・・」
ジョン・フィンデル書記長「私もわかっているよ・・・この戦争でここから勝つのは絶望的だ。もうすぐ敵軍は我々の首を落としにかかってくるだろうな。軍はこの国を破壊したかったのか?違うだろう?」
フォイト人民革命防衛軍総司令「そんなことは絶対にありません。」
ジョン・フィンデル書記長「もうよい。下がってくれ。そして吉報を持ってこい。それが書記長としての命令だ・・・。」
フォイト人民革命防衛軍総司令「・・・了解いたしました・・・。」
ガチャン・・・
ジェールナー外交官「おお、フェイト総司令。ここにおられましたか。」
フェイト人民革命防衛軍総司令「ああ。いったい私に何の用だ?」
ジェールナー外交官「実は先ほどゲルマニア大使館から通達があり、我が国に対する支援を打ち切りこの戦争から脱退すると・・・。」
フェイト人民革命防衛軍総司令「なんだと!?ゲルマニアは我々を見捨てるのか!?」
ジェールナー外交官「はい。おそらくは負けだと決まった国に支援などしていられるかといった感じでしょうな。」
フェイト人民革命防衛軍総司令「くそ!君は一体どうするのかね。」
ジェールナー外交官「もちろんこのことを書記長に・・・」
フェイト人民革命防衛軍総司令「そうか。書記長は今ご立腹だ。せいぜい頑張るんだな。」
ジェールナー外交官「・・・ご忠告どうもありがとうございます・・・。」
その後ジェールナー外交官からゲルマニア第5帝国の支援打ち切りと戦争からの脱退に一報を聞いたジョン・フィンデル書記長は思わず泣き崩れたという。国家を良い方向へ導くはずだった戦争はもはや国家の毒となり国家に闇をもたらすだけとなってしまったのだ。1週間以内にはゲルマニア国防軍は完全に撤退しそのことはすでに王国連邦やカメルーン・アフリカ軍政社会主義国家にも伝わっていた。そしてキッド=カメルーン・アフリカ連合軍はゲルマニアからの支援を打ち切られ孤立したウェストインシャン人民共和国連邦に降伏を突き付けるべく最後の作戦を発動するのであった。
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