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異世界初の街

はぁ、はぁはぁ、はぁ


あー、しんどい。こんなに歩くのはいつぶりだろう

息切れ、動悸。

しかも、きちんとした靴ではなくいつも部屋で穿いてたスリッパ!何とも歩きずらい。ついでに言うと、服装は会社帰りのスーツのままだ。土の上で寝たからちょっぴり土着き!泣

クリーニング代って普段より上がったりするのかな?

それ以前に綺麗に落ちるのだろうか、この汚れ



3時間くらい歩いただろうかうっすらと街の影が見えてきた。

だが私は知っている。見えてても、結構距離があると言うことを。

ちょっとかっこよさげに言ったけど、当たり前か。。



それから、さらに1時間は歩いた。私の小鹿のような足はきっと明日使い物にならないだろう、いや!明後日かもしれない。


何だが自分で行ってて悲しくなってきた。



街の入口近くにやっとついた!ヨーロッパ風な建物がポツリポツリと立ち並んでいる!もっと進んだところには大きな建物も見える!なんだか、美味しそうな香りも漂ってくる!!お腹すいたよーーー!

文明素晴らしい!安心する!

達成感ーーー!


でも、ちょっとまってよ!

今の私めちゃくちゃ怪しくない?

仮にここが海外だと仮定しよう、英語は旅行では問題ない程度にはコミュニケーションはとれる。英語圏であればまぁ、ついてる。

だかパスポートも携帯もない、更に泥つきのスーツ。


自分あやしすぎる。。でも、このまま進む選択肢しかないわけだし出来るだけ親切そうな人に話しかけて、出来るだけ普通に見えるように、最新の注意をはらおう!


女は度胸!!


挙動不審にならないように、なるべく影を薄くして、足音も最小限にして、よし!私、行きます!

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