表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

転校....それが物語の始まるきっかけだった

プロローグ「転校....それが物語の始まるきっかけだった」


高校に通い始め一年とゆう月日が過ぎ今年の春俺は丘崎高校の二年生になりました。

特にこれといって変わった事もなく自分自身も二年になったんだなと感じていた。

今年もごく普通に一年が過ぎて行くんだなと思ったらなんとなく自分がむなしい存在だと実感していく.....

悠人「よし、今年はなにか自分から動いてみようかな」

まぁ、動くといってもなにかきっかけがないとダメなんだが.......

なにか大きな出来事がひょいひょいと起きないものかね。

そんな考えをしていたらいつの間にか学校に行く時間になっていた。

悠人「そろそろ出ないと遅刻するな。」

すでに時刻は8時30分であった。

こりゃ朝飯は購買だなさっさと準備するか

悠人は着替えを済ませ一言家族に行ってきますと言い家を出ていった。

学校までの道のりは少し遠く徒歩で約20分といったところであろう。

そのため悠人は朝はバスを利用し学校に向かうようにしている。

バスを利用すれば学校近くの場所に停車所があるため10分で学校に到着する。

だが朝のバスはなにかと混んでいる事が多く特に悠人の住んでいる所からは多くの人がバスを利用することがあるため悠人は人が混んでいない時間で尚且つ学校に遅効しない時間帯を選びこの時間が一番だと考えたのである。

8時40分バスが停車所に着き悠人はバスを降り学校に足を運んでいった。

学校に到着すると学校の掲示板に多くの生徒が目を向けていた。

そこに悠人が知っている生徒もいた。

和彦「あ、ユウ!おはー。掲示板みたか?俺達今年も同じクラスだぜ」

「今年もお前と一緒のクラスか、また一年間よろしくな和彦。」

悠人に話しかける男の名はあずま 和彦かずひこ高校一年の時に同じクラスで悠人の前の席であったことから自然に仲良くなっていった高校で始めて悠人にできた友達である。

また和彦は見た目はバカだがこう見えて勉学では俺を遥かに超える頭を持っている。

和彦「今年は去年よりも楽しくいこうぜ!」

悠人「そうだな、去年は特に楽しいと言えるものもなかったからなぁ~」

そんな話をしているなか時刻は9時を回っていた。

和彦「やば!早くクラス行かねーと遅効だ!」

和彦の言葉で急いで二人は教室まで走りなんとか自分達の教室に到着した。

教室に到着すると他の生徒は席に着いており悠人達は急いで自分の席に着いた。

自分の席に着き一息着くと和彦が話しかけてきた。

和彦「なぁ、知ってるか?今日このクラスに転校生が来るんだとしかも外国から」

悠人「へぇー、外国からわざわざ転校生が来るんだ大変だな」

和彦「しかも噂じゃあその転校生かなりの美少女らしいんだよ!お前も興味あるだろ?」

悠人「興味がない訳ではないけど.....」

外国からの転校生だけでも凄い話な上、美少女と聞いたら悠人も男としてそれなりに興味があった。

教室の扉が開き担任の先生が入ってきた。

ホームルームが始まり先生の自己紹介の後クラスに転校生が来ると話を聞き担任の先生の一言で生徒の目線が扉に向いた。

扉が空いたと同時に一人の少女が入ってきた。

その少女の髪の長さは腰くらいまであり外国からの転校生だと見た目で分かるくらいの金色の髪をしていた。

目は綺麗な青色をしておりクラスでは男女とも綺麗の一声であった。

自己紹介をしてくれと言われ少女は黒板に名前を書き始めた。

リリア「初めましてロシアから来ました、

プロホロフ リリアと申します。これから一年皆と楽しく過ごせたら嬉しいです。よろしくお願いしま.......す?。」

自己紹介と一緒にお辞儀をし顔を上げるとクラスに数秒の沈黙がおきリリアはそれに対しふと疑問を感じた。

リリア「あの~先生、私の自己紹介なにか変なところありましたか?」

変なところはなかったと先生が言うと同時にクラスでの歓声が一気に沸き上がった。

それにビックリしたリリアは、え、何!?と驚いた表情を見せていた。

そんなクラスでの一連を見ていた悠人に和彦が話しかけてきた。

和彦「すげぇなあのリリアって子、美少女のくせに日本語が上手いとかこりゃ丘崎高校のマドンナ誕生だな」

悠人「あ、ああ......そうだな」

悠人も心の中で彼女の行動にビックリしたのか

和彦の言葉に少し戸惑って返事を返した。

担任の先生による一言でクラスがまた静かな空気に戻りはしたが耳を傾けたら小さな声で生徒が話してるのが聞こえてくる。

その後は先生がリリアの自己紹介をし彼女が転校生してきたのは父の仕事の都合で来たと知り、また日本語が上手だったのは母親が日本に興味もっておりその影響でリリアも日本語を勉強していたのだとゆう。

リリアの席は俺の隣の席だと言われ自分の席まで来ると俺に一言よろしくと伝え席に着いた。

そんな俺にクラスの一部の男子が 向ける眼差しが俺には痛かった。

そんな悠人に対し良かったなと笑いながら和彦が言ってきた。

悠人はため息をつくしかなかった。

ホームルームが終わり休み時間ではリリアの席にクラスの生徒が集まってリリアに質問責めだった。

その後も授業が終わる度に休み時間はリリアの席に生徒が集まり今日1日リリアはクラスでの注目であった。

次の日もリリアの席に生徒が集まっていた。

そう長くない話、丘崎高校の全生徒にリリアの噂が広まっていき和彦の言う通り、リリアは学校のマドンナとなっていった。

リリアが転校生してきてから約3週間がたってリリア自身もクラスに少しずつ馴染んできてクラスの生徒達と楽しく会話している姿も見えてきた。

そんなある日の放課後、悠人が家に帰り自分の部屋に入りポケットを触ると携帯がないことに気づいた。

悠人「はぁ~、学校に取りに行くか」

時刻は19時を回ったいた。

悠人「今から行けば部活終わりの生徒が調度帰ってる時間だから急げば間に合う!」

悠人は急いで学校に迎い始めた。

学校に到着したときは悠人の読み通り部活帰りの生徒が何人か確認できた。

悠人は急いで自分のクラスに走っていった。

自分の教室に到着すると深呼吸を一回入れ落ち着いたところで扉を開けようとすると誰かの話し声が聞こえてきた。

悠人「誰だ?こんな時間までクラスにいるのわ」

悠人はクラスを覗くように扉を少しずつ開けると後ろの席でぼそぼそと話している生徒が見えた。

悠人「あれは......リリアか?、なに話してんだ?。」

何をしてるのか確かめようと扉を開けていくと後ろに誰か要るのに気づいたのかリリアが誰!?と言い扉の方に目を向けた。

悠人「!?」

リリアに見られたと思いとっさに身を隠したものの扉が少し空いてるのが分かり、リリアは扉に向かっていった。

リリア「誰かいるのはわかってるの!おとなしく出てきなさい!」

悠人は観念したのか扉を開けてリリアに姿を見せた。

リリア「あなたは確か片山君だったわよね?」

悠人「そう......だよ」

リリア「何故あなたが学校にいるの?」

悠人「いや、携帯を忘れて取りに来たらリリアさんが話してるのが聞こえたから......」

リリア「話し声!?、まさか全部聞いてたの!」

悠人の言葉にリリアは学校では見せない表情をし悠人に向かってきた。

悠人「いや、別に盗み聞きするつもりはなかったんだけど......」

そのリリアの表情には悠人も嘘をつける状態ではないと悟った。

リリア「まさか全部聞いてたの!」

悠人「いや、全部聞こえてたってゆうかここからじゃあ遠くて話の内容がよく聞こえなかったから大丈夫......だよ?」

悠人がそう答えると一緒に悠人の視界に妙な物が見えた。

悠人「あれは......なに?」

悠人が指差す方向には妙な道具が悠人の机の上に沢山置かれていた。

だがリリアは質問に答えず壁のように悠人の前に立ち塞がってきた。

リリア「あんたは今日見たこと全部忘れなさい!、さもないと殺すわ!」

いつもの学校で見るマドンナからはとても縁の遠い言葉を言われた事に対し悠人は唖然とするしかなかった。

そんな会話をしている途中に床が揺れているのに気がついた。

悠人「え、床が揺れてる!?.......地震か!」

揺れてる床に対して驚く悠人だがリリアはそんな状況でも普通にしている。

リリア「こんな時に!?タイミングが悪いわね!!!」

色んな事が起きている事に理解が追い付かない悠人に対してリリアが悠人の手を掴んだ。

リリア「いいあんた!、ここまで見たんなら私の手助けをしなさい!!」

悠人「え、え!?。どうゆうこと!」

これがきっかけで俺の生活が一変してしまうとはその時は気づきませんでした......。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ