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紳士クンの、割と不本意な日々Ⅴ  作者: 椎家 友妻
第一話 紳士クンと、人のよい委員長
36/158

24 お花畑も消し飛ぶ太刀の迫力

腰まである、青みがかった澱みないまっすぐな黒髪。

細長くしなやかながら、力強さがみなぎる手足。

触れるだけで斬り裂かれてしまいそうな程に、研ぎ澄まされた鋭い眼差し。

うかつに近づけない恐ろしさと、

それでいて目が離せない端麗な美しさを備えた日本刀の如き美女。

それがエシオニア学園の副会長である、鎌井太刀であった。

今、校門の前に立っているのは太刀一人で、木比篠先生の姿は見当たらない。

かといってその迫力が半減しているという訳ではなく、

木比篠先生が居ない分、太刀の存在感がより増しているように感じられた。

 (きょ、今日も太刀お姉様は凄い迫力だなぁ・・・・・・)

 太刀の迫力に思わずその場に足をすくませてしまいそうになりながらも、

紳士クンは最後の勇気と気力を振り絞り、

好子の手を引いて懸命に走った。

が、しかし・・・・・・。


 カラーン、カラーン。



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