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紳士クンの、割と不本意な日々Ⅴ  作者: 椎家 友妻
第一話 紳士クンと、人のよい委員長
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15 紳士クンが見つけてしもうた

そんな好子に声をかけられた女性は、困り果てた様子でこう返す。

 「コンタクトを落としちゃったのよ。だからあんまりこの辺を踏み荒らさないでね。

今日は大事な商談があるから急がなきゃいけないのに、

本当についてないわ・・・・・・」

 するとそれを聞いた好子は、

 「それは大変ですね!私も探すのをお手伝いします!」

 と言い、その場にしゃがんで一緒に女性のコンタクト探しを手伝い出した。

 (やっぱり、こうなるよね・・・・・・)

 それはあまりにも分かりきった好子の行動であったが、

かと言ってこのまま好子を置いて自分だけ学園に行くような紳士クンではなかったので、

やはり紳士クンも好子の元に歩み寄り、一緒にコンタクト探しを手伝ったのだった。

 それから五分程探した後に、コンタクトは見つけられた。


・・・・・・紳士クンによって。


 「ホントにありがとう!私、裸眼だとほとんど見えないから助かったわ!」

 女性は心底助かったという様子でそう言うと、

好子と紳士クンにお礼のキャンディーを手渡して足早に去って行った。



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