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紳士クンの、割と不本意な日々Ⅴ  作者: 椎家 友妻
第五話 紳士クンと、日曜日の決闘
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17 暴走族とメイド隊

莉伊汰が眉を潜めてそう言った時、

倉庫の入り口から真紅の特攻服をまとった女暴走族の集団が、

ドヤドヤと乗り込んで来た。

先頭には烈怒刃威悪憐(れっどばいおれん)()のリーダーである()()郁子(いくこ)が立ち、

その背後に両手を後ろで縛られた令太が続き、

その令太が逃げられないよう、

どピンクに染め上げたストレートの髪を腰まで伸ばし、

額に『疾風殺走(※しっぷうさっそうと読むと思われる)』

と書かれた鉢巻きを巻いた長身のメンバーが、

令太の両手と肩を掴みながら後ろを歩いて来る。

更にその背後に同じ特攻服を着たおよそ二十名のメンバーも乗り込んで来て、

倉庫の中はたちまち暴走族とメイド達で一杯になった。

そして倉庫の奥側に人質(?)である伴兆太郎を中心にして、

その左右に莉伊汰とメイド長の芽衣渡千陽がそれぞれ立ち、

その後ろにおよそ二十名のメイド達が整列し、

突如乗り込んで来た暴走族と対峙した。



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