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紳士クンの、割と不本意な日々Ⅴ  作者: 椎家 友妻
第四話 紳士クンと三角関係
112/158

20 凄木家の大豪邸

 一方、時をほぼ同じくして、凄木家のお屋敷の令太の部屋において、

ある重要な極秘の話し合いが行われていた。

ちなみに凄木家のお屋敷は、針須(はりす)(なお)の大豪邸に負けず劣らず、

否、それに輪をかけて豪奢(ごうしゃ)で壮大な建物なのであるが、

その中にあって、令太の部屋は至って質素でシンプルなレイアウトであった。

寝る為のベッド

(ただし、その下に何が隠されているかは定かではない)、

勉強する為の机

(その鍵付きの引き出しに何が仕舞われているかは謎である)と椅子。

様々なジャンルの本が並んだ本棚

(その中にイカガワシイ内容の本が隠されているかどうかは、いささか疑わしい)

があるくらいで、他に取り立てて描写するような物は何もない。

まあ、映画を見たくなればシアタールームが別にあるし

(スクリーンの大きさは、一般の映画館と同程度のサイズである)、

音楽を聞きたければ、専用のホールがあるし

(大規模なコンサートができるステージと音響設備が整っており、

直接歌手やバンドや楽団を招き、生の演奏を聴く事ができる)、

運動をしたければ、テニスコートやバスケットコート、

屋内プールに乗馬ができる牧場、更にはゴルフコースまであり、

自分の部屋に色々物を揃えなくても、屋敷のどこかしらに、

やりたい事ができる設備が完璧に取り揃えられているのだ!



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