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紳士クンの、割と不本意な日々Ⅴ  作者: 椎家 友妻
第四話 紳士クンと三角関係
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16 このシリーズで最もバレバレのウソ

 伴兆太郎と令太と驚きの声を上げ、

最後に最も大きな声を上げたのは紳士クンだった。

そして紳士クンはすぐさま立ち上がり、

静香を少し離れた場所に連れて行き、声を潜めて訴えた。

 「何でそういう結論になるんですか⁉

僕の家にあの二人を呼べば、それこそ更にひどい喧嘩になっちゃいますよ⁉」

 しかし静香は確信に満ちた表情でこう返す。

 「そんな事はありません。

私もこの前、針須さんの家にお呼ばれをして、

少しばかりですが、お互いに打ち解ける事ができました。

だから今はあんなにいがみ合っているあのお二人も、

明日乙子さんの家で一緒に遊べば、きっと面白い・・・・・・・

あ、いえ、きっと打ち解ける事が出来ると思います」

 「静香さん、もしかしてこの状況を楽しんでます?」

 「・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・いいえ」

 「嘘をつくならもっとちゃんとついてもらえませんか⁉」



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