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ユメセカイと探偵  作者: 月葉
4/4

謎の少年

前回からめっちゃ時間が空きました。

小説の書き方がわからない。

もっと小説読んで勉強します。

 二人が扉を抜けると、ユメセカイに着いていた。

 

 「いつ来ても不思議な場所ですね。」


 空は白く青い雲が流れている。

 地面は真っ白でじっと見ていると自分がどこに立ってるか、分からなくなってしまいそうだ。


 「そうだな。現実じゃありえない世界だ。だからこそ面白い。」

 「そうですね。いつもと違う体験ができるからこそ、それを求めてるのかもしれませんね。」


 二人の目の前に丸くかわいらしい小動物が目の前に現れた。

 背中には、月の模様があり、針なしのハリネズミのような見た目だ。


 「きゅーきゅー」

 「あ。『バク』だ。」

 「まだこの状態なら無害だな。本来『バク』は余分な記憶だけを食べていたらしい。しかしいつからか人の重要な記憶まで食べてしまうようになったらしい。」

 「どうしてそうなってしまったんですかね?こんなにかわいらしいのに。」

 「そうだな。詳しいことはわからないがまぁ何かしらの原因がなければこんなことにはならないだろう。」


 優乃はあることが気になってふと聞いてみることにした。

 「夢塚さんはなぜこの職業を目指したのですか?少し気になって。この職業ってかなり特殊ですし常に危険が付きまといますしみんなそれなりの理由があるじゃないですか。話したくないことならいいですけど・・・」

 夢塚は少し迷いながら話し始めた。

 「そうだな。端的に言えば私の妹のためだ。」


 「妹さんがいらっしゃるんですね。」


 「今は廃人状態になってるがな。」


 「妹さんがバクに食われてそれを自分で助けたいから、ということですか?」


 「そんな感じだな。」


 「でも普通は、バクに記憶を食べられた時に依頼を出せば大抵の場合は助けてもらえますよね?」


 「大抵の場合はな。だが運が悪いことに妹が記憶を食べられたのは、固有名付きの政府が警戒している『バク』の一体だった。その名は『アブソリュート・オーバードッグ』」


 「それって、政府が決めた危険度リストの最高ランクに指定されてる『バク』ですよね。」


 「そうだ。だから私はそのためにもっと経験を積んで、あいつを倒せるようにならなきゃいけない。それが理由だ。」


 「そうだったんですね。」


 「優乃君の理由を聞いてもいいかな?君にもそれなりの理由があるのだろう?じゃなきゃこんな世界には来ない。」


 「私は先ほど話したあの事件が原因です。私たちのように苦しむ人ができるだけいなくなればいいなと。そういう人たちの味方になりたいと思って今目指しています。」

 

 「君は優しくて、強いな。私は妹を助けると決心したものの、いまだあいつを倒すめどが立たない。とこんな話はやめだ。今は美咲さんの記憶を食べた『バク』を探さなくては。」


 「はい。」

 

 周りを見渡すと周囲にはかわいらしいぬいぐるみや化粧品、ワンピースやスカートなどの服、もやもやと浮いている雲のようなものにのものに数人で買い物をしたり、観光をしている映像が映し出されている。

 


 「さて。どこから探そうか。」

 そう考えていると向こうのほうから、何やらふよふよと人影が漂いながらこちらに向かってきている。


 「あ。美咲だ。前回ここに来た時もあっていたんです。」


 優乃は笑顔で手を振った。

 「また来てくれたんだね。そっちの人は?」

 

 ショートカットの活発そうな見た目の少女だ。

 膝から下がグラデーションのように透けている。


 「初めまして。私は夢塚 真。ユメセカイ探偵をやっている。今回は優乃君の依頼で君の記憶を食べた『バク』の討伐に来たんだ。」

 

 「よろしくお願いします。他の人に自分の記憶を見られるのはちょっと嫌な気分ですけど、仕方ありません。どうか私の記憶を食べた『バク』を倒してください。」


 「ああ。必ず助けて見せるとも。」


 突然、夢塚たちを中心として踏切が現れた。

 踏切の両端の線路は消えていくように、途切れている。


 「突然なんで。この前調べた時にはこんなのなかったのに。」


 「おそらく美咲さんの例の記憶にかかわることだろう。」


 「美咲!大丈夫?」


 美咲はその場にうずくまり、震えていた。


 「ひとまず、美咲さんを踏切から遠い場所に避難させよう。」


 「はい。」


 優乃が美咲を背中に乗せ、歩き出そうとしたとき遮断機のあたりに空間の歪みを見つけた。


 「あれは『バク』の結界への入り口だな。だが今は美咲さんの避難が先だ。その後乗り込むとしよう。」


 夢塚たちは少し離れたところにあったベッドの上に美咲を寝かせた。


 「さてどうしましょうか。美咲をここに放置するわけにもいきませんし。」


 「私だけで一度見て来よう。優乃君は美咲さんを見ていてくれ。」


 「わかりました。気を付けてくださいね。」


 「ああ。もちろん無茶はしないさ。ただの下見だ。下見。」


 そういって先ほどの踏切へ向かおうとしたとき、踏切の反対側に人影が見える。

 身長は120cmほどの男の子が遮断機の空間の歪みに触れようとしていた。


 なぜここにあんな幼い子供が?いやそんなことより今はあの子供を保護しなくては。

 

 「そこの君!それに触れるんじゃない。」

 

 その声に驚きながらこちらに振り向いた少年の手は既に歪みに触れてしまっていた。


 すると歪みを中心に半透明の膜が広がった。


 「そこにいると危ない。いますぐこっちに走ってくるんだ。」


 少年はその言葉に従い夢塚のほうへ駆け出した。

 

 その後ろの歪みから、何者かが這い出てきた。

 4Mほどの人型をした生物で、体の中心で男女のように分かれ、腕の先端部分が電車で出来ていた。

 その周りを一般的なサイズの2分の1ほどの電車が2両交差するようにぐるぐると浮きながら走っている。


 少年は後ろの存在に振り向くとひどくおびえた様子を見せ、足がもつれ大きく前に滑りこけた。


 「まずい!」


 夢塚は少年に駆け寄り抱きかかえた。


 夢塚の足下に突然線路が敷かれていった。

 それは『バク』から伸びてるらしく、その線路に自身の周りを回っている線路を走らせてきた。


 夢塚は少年を抱えたまま横っ飛びで回避しそのままの足取りで優乃の元へ走った。


 「優乃君!このままここから離脱する。美咲さんは?」

 

 「さっき目を覚まして、気分が悪いからとここで暮らしている場所に帰っていきました。」


 「そうか。ならば今すぐ現実世界に戻ろう。」


 そういいながら夢塚は、胸元の鍵を取り出し目の前の扉の鍵を開けるように、鍵を持った手をひねると扉が現れ開いた。


 そうして夢塚と優乃は、保護したユメセカイに普通いるはずがないであろう少年とともに事務所へと帰還した。

読んで下さりありがとうございます。

とりあえず優乃の依頼終了までは頑張ります。

いつ終われるんでしょうね?

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