表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この連載作品は未完結のまま約8年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

赤い糸が見えたなら

作者:栄光の舞姫
赤い糸が見えたなら友情関係、上下関係、夫婦関係等

さまざまな関係。それが人と人が繋がっている物。

例えるなら、始めてのクラスで知らない人と

席が隣になったとき、

「はじめまして、よろしく」と交わすだけで

二人お互い知り合い、すなわち二人の仲は

赤い糸でむすばれる。

それは、さらに仲良くなれば糸は太くなるし、

それ以来、喧嘩をしたり話をしなかったり

縁を切った。こんなことがあれば、

糸はどんどん細くなり、少なくとも5日で消えて行く。

この世界は皆、赤い糸で繋がれているのだ。

たくさんの人と繋がれば繋がるほど糸は増えていく

そんな世界だ。

勿論その糸は、人の目で見えるものではない。

人の見えないところで、日々変化を繰り返すのだ。

いままでこの赤い糸はこの世界の噂、

いわば、都市伝説として全員の人類が知る物だった。

勿論、本気にする人はほぼいなく。

テレビでは童話アニメなどに出したり、

バラエティなどで取り上げるのもちまちま見るくらいだ。

そんな赤い糸を信じる人を

僕は今、始めてみた。

少し遅くなった高校の軽音楽部の帰り、

電車から降り、改札を出た先に

ふと気付いたら目の前に現れたのだ。

時間はもう23時を回った頃。

その少女はどこからやって来たのか、

2度と見たくなかった顔と重なった。

僕は一歩後ずさると

少女は笑ってこう言った。

「ねぇ、貴方は 赤い糸を信じる?」 と__
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ