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ガチテスト対策

あぁ、学期末テストまで後一週間しかない…何から対策しようか、現国からかそれとも数学からか…あぁもう分からない…このまま赤点になったら自分の夏休みの計画が補習で埋め尽くされて本末転倒になってしまう、取り敢えず、教科を順番にこなして行くしかないか…。


あぁ〜マジで疲れた…、現国とかの細かい対策を置いといてそれ以外の数学、科学は出来たぞけどこのままじゃ全教科は間に合わないな…あぁ呑気に遊んでた自分を一発ぶっ飛ばしてやりたい…、

明日はより勉強時間を増やして多くの教科を効率よく対策しなきゃな…、明日に備えて寝るとするか、おやすみなさい。


〔ピピピッ〕


んぁ〜…マジ眠い…寝たい…。しかも今日月曜日で普通に学校かよ、嫌だな〜…。準備するか。

今日の朝ご飯何作ろうかな。なるべく制服が汚れなくて栄養価の高いものを食べたいよな、クッキングレシピでも見るか…ってこれ美味そう!短時間で作れるらしいし、最高じゃん!栄養価も高!!早速作ろう!。

出来たぞ〜!!、彰都に自慢…じゃなくて感想聞こう、何やってるんだ自分、中学みたいじゃまた嫌われてしまう。よし、電話掛けるか。


「おはよう、彰都」


「うん、おはよう、突然だが…ガチ眠いから料理見せつけてもなんも思わんぞ」


いつまでそのセリフ使うつもりなんだろう…、それでいつも驚いてるのにな。


「それはどうかな?今日は自信作なのでね」


「いやいや、俺はお前の飯をもう1ヶ月も見てるから流石に体制付くわ」


〔ブッ〕


「じゃあ見てみて?」


「なにこれ…超美味そう!!!、今度俺に作ってよ」


いつもフラグ立てて、しっかりと自爆していくよなコイツ…自縄自縛を簡単に表してる例みたいだ。


「別に良いけど…一つ条件がある」


「おん」


「勉強を手伝うのだ!」


「条件ってそれだけ?マジ?」


「マジだよ」


「別に脅しでやんなくても手伝ったのに」



「耳が痛くなってくるからやめてください」


さっきの言い方多分高校生活の一生の黒歴史なりそうな気がした。


「まぁいいや、今日学校の放課後に図書室で教えてやるよ」


教えてもらうか、初めてのようなことだな。


「ありがとう、詳細はまた放課後に言うよ」


「仕事してる風に言うな」


「別に良いだろう」


「”ダメ”とは言ってないぞ」


「痛いところばかり突いてくるな」


「悪かった悪かった、じゃあまた学校でな」


「了解」


あぁ学校ってなんでこんなに憂鬱なんだろう。中学よりは確実的に楽しいんだけどな。電車に揺られ、小鳥遊さんと話すって最高の通学だと思うんだけどな、

多分答えは単純明快で自分がよりいいものを求めているんだと思う、理由は自分でも分かってる、きっと。


「何深刻そうな顔してるの?」


「あぁ、桜。おはよう。大した考えはしてないよ」


「だったら顔に力送りなよ、まるで干からびた魚の目してるよ」


「そこまででは絶対ない」


「いやいや、マジで」


「真剣そうに言っても無駄だぞ」


「あっ、本当?」


でもこうやって、気軽に好きな人と話して、学校でも楽しく過ごせるって凄く贅沢で幸せだなと思う。


「うい、おはよう。さっきぶりだな」


「おはよう、今日も自分の料理に感激した人」


「だってあれクソ美味そうじゃなかった?」


「だろ〜?」


「じゃあ今日俺めっちゃ忙しいから放課後でな」


「了解、優等生頑張れよ」


「最後のは要らんぞ」


さぁて自分も頑張るか。



「うい〜お疲れ」


「普通に話せると思ったらマジで話しかけるの無理だったわ」


「だから言ったろ?。でどこまでやった?」


「二次関数までかな」


「お前やっぱり頭いいだろ、昨日始めたんだろ?」


「そうだよ」


「エグいなお前」


「いやでも、細かくはやってないから」


「それでも凄いぞ」


「マジかよ」


「じゃあ徹底的に対策してくぞ」


「あの…この前助けてくださった方ですよね」


「あ〜…ってえっと、”佐藤嶺果”さんだよね」


「そうです、勉学でお困りなら礼として恩返ししたいのですが」


「えっ、いいの?」


「はい」


「じゃあ頼む!」


「はいじゃあ二人の先生から教えてもらうんだからよく頭に叩き込めよ」


「了解」



「あぁ…やっば…、めっちゃ疲れた」



「あぁマジで疲れたな。そろそろ学校も閉まるし帰るか」


「この調子でいけば間に合いそうなので追い込む必要はなさそうですね」


「本当ですか⁉︎」


「チッもっと馬車馬のように勉強してくれたら面白いのに…」


「彰都が性格いいのか悪いのかわからなくなったぞ」


「嘘だよ嘘」


彰都たまにガチウザくなるんだよな…まぁいいか。


「ちょっ無反応やめて、悲しくなってくる」


「いや引いてはないよ」


「分かってる」


「じゃあ私は先帰りますね」


「分かりました、また明日」


「俺らも帰ろうぜ」


「だな」


「あ〜でも俺今日バイトだわ」


「マジかよ、じゃあ自分一人で帰るのか」


「そうだな」


「じゃあまた明日な」


「おう。また明日」


もっと頑張ろう。

第七話、いかがだったでしょうか?更新が遅れてしまった件は申し訳ありません。今回第七話は皆さんが経験したことがあるであろうテスト対策を書いてみました!!まだまだ他の著者様には表現力も下手ですが、皆さんが楽しめるようにこれからも努力していきますので、第八話、お楽しみに!

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