表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/8

約束?

よっしゃぁぁ!!!!!!小鳥遊さんと友達になれたしLIAMも交換できた!

今日はなんて最高の日なんだ。

「おい、お前顔に出過ぎだろ、もしかして例の子と友達になれたのか?」

「そうだよ!本当に彰都のおかげだよ」

「良かったな、嬉しすぎてキモいメッセ送んなよ?でもお前のこと見直したよ」

「なんで?」

「俺、てっきり話しかけるのが怖くなって逃げ出したかと思って本当にやると思わなかったんだ」

なんだよ彰都のやつ、急に真面目な話出して、でも自分は昔から勇気を出すのが苦手だったし、今回の件は自分の人生で大きな一歩だったのかもしれない。

「いくらなんでも馬鹿にしすぎだろ、自分にだってそのくらいあるよ!」

「あははっごめんごめん、流石に馬鹿にし過ぎたわ、でもお前がその子と上手くいくといいな」

「うん!ありがとう」

「てか一限目、前原先生の数学じゃね?」

「マジじゃん!遅れたら怒られる!」

彰都本当にいい奴だな、友達関係も上手くやりながら小鳥遊さんともっと仲良くできるといいな。


「あぁ学校疲れた〜」

「まじそれ、しかも今日の前原先生不機嫌だったくね?」

「それな」

「てかお前この駅だろ?」

「あぁ本当だ、じゃまた明日」

「おう!例の子と仲良くできるといいな、じゃお疲れ〜」

「一言余計なのがあったぞー」

あぁ家に帰ったら塾かー憂鬱だなー。

〔ピッ〕

〔まもなく、一番線に東神行きが、参ります、ホームの内側にお離ください〕

はぁ、どうせ暑苦しいし肩身狭くしないといけないのか〜。

「ガチャ」

あれ、なんでだろう、案外空いてる。

「ラッキー」

立ってても眠りそう、これ席着いたらマジで寝る、あぁヤバい…!

「詠斗?偶然だね」

「あぁ…!小鳥遊さん⁉︎なんでここに」

「そりゃ同じ路線だし、後小鳥遊でいいよ」

そうだった…

「うん、分かった」

「なんで立ってんの隣座りなよ」

なんだと…!好きな人の隣を座るなんて、いきなりハードモード過ぎる。

「何やってんの、取られるよ?」

「じゃあお言葉に甘えて…」

〔はぁ〕

「その感じはだいぶお疲れのようだね」

「仰る通りです…」

「たまには休んだりすることも大事だよ」

「でももうすぐ県大会だし、今年は英検準2級に挑戦するから忙しいんだよね」

「凄過ぎない⁉︎」

「ありがと」

「なんでそこまで頑張ろうって思えるの?」

「馬鹿な過去の自分には戻りたくなくてさ」

そういえば自分って過去みたいに偏差値が低くて虐められるのはもう嫌だから首都圏に引っ越してきたんだよな、もう虐められるのは嫌だ…。

「なんか顔色も悪くなってない?」

「あぁごめんごめん」

やばっもしかして顔に出てたかな。

「やっぱ少し休んだ方がいいって」

あぁ小鳥遊さんのこと心配さしちゃってるな、情けない。

「大丈夫だよ、休んだら劣るし」

「なら今週の土曜二人で遊ぼうよ」

???

「…え?」

「休むのが嫌なら遊んで元気出さなきゃね」

嘘だろ?好きな人と二人で遊ぶってもうデートみたいなものでは(?)。

「あ、え、」

「テンパリすぎでしょ!でどうするの?行くの行かないの?」

「行きます…」

「オッケ〜」

ヤバいヤバい小鳥遊さんと遊ぶ約束しちゃった⁈落ち着け自分、これはただの友達同士の遊ぶ約束だから。

〔次は創駅〜〕

「あっ自分この駅だからじゃあね、また連絡する」

「うん、じゃあね」

あぁ〜!予想外だったぁぁ〜!明日学校で彰都に話してみるか…

第四話をお読みいただき、心から感謝申し上げます!他の著者の方々と比べると表現が拙いかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。第四話はいかがでしたでしょうか?今回は桜が詠斗を遊びに誘うということで、個人的には二人の関係が大きく進展するきっかけの話だと感じています!第五話もお楽しみにしていてください!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ