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話しかけようとするが、どうやって?

彰都にはああ言ったけど、どうやって話しかけよう…

いきなり話しかけるのはガチの変質者だし、少しネットで検索してみるか….。

『誰にでも話しかけれる講座!』

この講座めっちゃ怪しいな、でもせっかくだし一回読んでみよう。

読んでみたが、全く為にならなかった、

夜遅いが彰都に電話を掛けてみるか。

「どうした?詠斗、もしかしてだけどどうやって話かけるか分からなくて俺に電話してきたのか?(しかもビデオ通話だし)」

「その通りだよ、マジでどうやって話しかけよう…」

「図星か、本当に仕方がない奴だな、手伝うけど貸し1な」

やっぱり彰都は本当に頼り甲斐があるな、最高の友だな

「マジでありがとう、じゃあ本題に移るけどうやって話しかけたらいいと思う?」

「単刀直入だな、その毎朝見掛ける子はお前的に特徴ある?」

特徴か…関係がないから難しい質問だな。

「うーん、印象は優しいところかな、毎朝電車で困っている人がいれば必ず助けてるし、電車に落ちてる物を自主的に駅の窓口に届けてたりするかな」

「お前…その子のこと見過ぎだろ…ちょっと引くわ」

「別に普通だろ!好きな人には視点が自動的に向くんだよ」

「まぁそれは置いといて、特徴は分かったから後は話題の作り方だな」

彰都は頭の回転が速いな、流石学年上位の成績を収める天才だ。

「物をわざと落として関係を築く作戦はどう?」

「わざと落とすの申し訳ないな…」

「お前は優しすぎんだよ、そんなんじゃいつまで経っても状況は変わらないぞ」

「状況が変わらないのは嫌かも」

「ならこの作戦でいいか?」

「うん、この作戦で挑もう」

正直この作戦で心配なのは自分が会話に詰まらないかどうか、何を話せばいいんだろう…

「お前途中から顔に出てるぞ」

「恥ずかし!」

「…」

「まぁいいとして、話す内容は強制はしないけど、いつも何々してますよねみたいな会話をすればいいんじゃないか?」

「良すぎてる、使わせてもらうわ」

「おう、じゃあ俺は寝るから、頑張れよ」

彰都は頼りになりすぎるし面倒見もいいんだよなぁ本当に憧れる、そして明日、絶対に話しかけてみせる。


第二話をお読みいただき、心から感謝申し上げます!第二話の更新はできるだけ早く行いました。私の初めての小説ですので、誤字や表現に不備があるかもしれませんが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

第三話をお楽しみに!

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