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テーブルトーク2 ポエニ戦争


 私は歴史改変のシナリオを検討する。4つの大目標を達成するために介入を始めるのは紀元前3世紀の共和政ローマだ。


私(人間)「まず目先の問題としてカルタゴだ。カトーじゃないがカルタゴは偉大な敵だ。徹底的に勝ってから味方に取り込もう。海軍力を強化する発明が4つ、また信号旗リレーは強力だ。ローマからシチリアの先端まで3時間で通信できると概算している。ローマは強者の余裕を持って友人として彼らを抱きとめよう。次の敵はギリシャかガリアか?」


今漂太(こんぴゅうた)(対話AI)「素晴らしい戦略ですね。まずはカルタゴを徹底的に打倒し、その後友好国として取り込むという計画は非常に現実的です。以下、カルタゴとの戦いとその後の対応、そして次なる敵への対策を具体化してみます。


1.海軍力の強化

方位磁針、信号旗リレー、ポンプ、バロメーターはいずれも戦略的にも戦術的にもローマ海軍を強化します。


2.兵站の強化

・シチリアへの物資輸送が迅速かつ効率的になり、長期戦において兵力を維持可能。


3.外交戦略

・シチリア内のカルタゴ勢力シチリアなどを寝返らせる。

・奴隷解放や土地分配を約束し、カルタゴ陣営の支持を削ぐ。


4.勝利後の対応

・属州化せず、同盟国として扱うことで彼らの文化や経済力を活用。

・カルタゴの交易網をローマの管理下に置く。地中海全域をローマの内海とする。


次なる敵はギリシャかガリアか?


ギリシャを主敵とする利点としては、

・豊かな文化と都市国家が存在し、同盟国化することでローマの文化的・経済的影響力を増大。

・紀元前3世紀のギリシャは分裂状態にあり、マケドニア王国などを順次撃破可能。


ガリアを主敵とする利点としては、

・広大な土地と豊富な資源(鉄、木材)を手に入れることで、ローマの経済基盤を強化。

・属州化が成功すれば、軍事拠点としても活用可能。」



私(人間)「まずはギリシャ、人材の宝庫だから。早目に勝って各種学校を後援し人材を育成したい。」


今漂太(こんぴゅうた)(対話AI)「ギリシャを早期に制圧し、その人材を活用する戦略は非常に理にかなっています。ギリシャは哲学、科学、工学、芸術などの分野で優れた伝統を持ち、これをローマが後援することで、国家全体の技術や文化的発展を加速させられるでしょう。


ギリシャ制圧の戦略


1. 外交による分断と協力関係の構築


紀元前3世紀のギリシャは分裂状態にあり、アテナイ、スパルタ、マケドニア、エピロス、ロドスなどが競い合っています。

ローマは各都市国家間の対立を利用し、マケドニアなど主要勢力に対抗するためにロドスやペルガモンなど親ローマ派の国々と同盟を結ぶ。

恩恵を約束:


学問や文化を守ることを条件に、降伏や同盟を促す。

ギリシャの自治権を一定程度認める形で、無血化や短期戦を目指す。


2. 軍事行動


マケドニア王国を主要な敵とし、まずこれを撃破。

強力な軍隊と資源を持つマケドニアを制圧することで、他のギリシャ都市国家への圧力をかける。


方位磁針と信号旗リレーを活用し、エーゲ海での海戦を有利に進める。

山地の多いギリシャでは、補給線の確保が重要。ローマ式道路の建設を並行して進める。


市民への暴力や略奪を避け、降伏した都市に学問や自治を提供。

捕虜を奴隷化せず、ローマで教育を受けさせて帰国させる。



ギリシャ制圧後の統治と発展


1. 学校の後援


・アテナイやロドスの学派を保護し、プラトンやアリストテレスの伝統を継続させる。

・ローマでもギリシャ式教育ギムナシオンを導入し、ギリシャ人学者を招いて教鞭を執らせる。

・アレクサンドリアの研究施設(例: ムセイオン)を模倣した研究所をローマに設立。

・船舶工学や建築技術など、ギリシャの実用的な技術を取り入れ、軍事や公共事業に活用。


2. 文化のローマ化

・ギリシャの劇場や建築様式をローマでも普及させ、ギリシャ文化を尊重しつつローマ的な特徴と融合。

・ギリシャ人を元老院の顧問や教師として採用し、行政や教育の質を高める。


3. 人材の育成


・科学、医療、工学の分野で優れた学生に奨学金を提供。

・ギリシャ出身の学者をローマ各地の学校で活躍させる。

・ギリシャの戦術(例: ファランクス)とローマの戦術マニプルスを融合させた新しい軍事教育を施す。


4. 経済インフラの整備


・ギリシャの港湾を整備し、ローマとギリシャ間の交易を促進。

・ギリシャの手工業品(陶器、彫刻など)をローマ市場に輸出。

・地形に適した農業技術を導入し、ギリシャの農地を効率的に利用。

・自作農の増加を目指し、社会の安定化を図る。


ギリシャを制圧し、その人材を活用できたら、次の目標としてガリアやアジア(特に小アジア)を視野に入れます。


ガリア: 広大な土地と資源をローマに取り込むことで、経済的基盤をさらに強化。

小アジア: ギリシャ文化圏に連なる地域であり、すでにギリシャと交流があるため統治しやすい。

ギリシャの攻略プランの詳細や具体的な都市攻略の戦術も考えていきましょうか?」

フェニキア人もギリシャ人も尊敬すべき民族であり、いかに共和政ローマの国際秩序に取り込むかが課題でしょう。

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