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転生

俺は今真っ白な空間にいる。


はて?


なぜ俺はこんなところにいるのだろうか?

確か仕事帰りに猫が車に引かれそうになっていたのを助けてそのあとは真っ白になって目が覚めても真っ白だ。


時が止まったのか?


「めがさめたんだ。おはよう」


ふいに後ろから声をかけられてびっくりする。

しかし、ここで挨拶を返さなければ怪しいだろうか?


「おはようございます?あなたが時間を止めているのですか?」


「うん?時間なんて止めていないよ?ここは死後の世界といえばいいのかな。普通の人はここには来ないけどね。君がたまたまここに飛んできたんだ。」


死後の世界?飛んできた?


「あの、俺はどうなるんですか?飛んできたって死んだら飛べるんですか?」


死んだら飛べるって、何を聞いてんだ俺は、、


「どうなるかは説明するね。その前に死んでも飛べないよ。おそらく死んだときに死ぬのは猫だったのに予想外に君が死んでしまってその衝撃でここまで飛んできたんじゃないかな?」


鼻で笑われた、、恥ずかしい!


猫が死ぬ予定だったって、死ぬ予定表みたいなのがあるのだろうか?


「それでね、これから君は僕の世界。といっても世界の名前もないんだけどね。作りすぎて名前を考えるのがめんどくさくなってね。異世界の魂が世界の発展をもたらすのか実験もとい試してみようと思ってね。どうだい?転生してくれる?」


実験って、、、そんな遊び感覚で転生させれるのか、

もう一回生きれるならありかな?


「その異世界ってどんな世界なんですか?」


ここは重要な問題だろう。


「君の世界でいう魔法の世界、ファンタジーさ!君好きでしょ?」


やったー!魔法の世界に転生できるのか!


ラノベや漫画の異世界ものが好きだった。特に魔物に転生するやつ。進化する場面がワクワクするよな!


「ほんとですか!?」


「うん。嬉しそうでよかったよ。それで君の要望を聞こうと思って。あんたり多くのことはかなえてあげられないけどね。何かする前に死んじゃったらまたここに異世界の魂が来るのを待つしかないからできるだけ聞いてあげる。時間はあるからゆっくりどうぞ。」


俺以外にも来ることがあるのか?


まず俺の中で決定事項なのは魔物になること!自分が進化することはないと思っていたけど死後にチャンスが来るとは!


後は、地球の知識もできればほしいな、ラノベや漫画(聖書)の中で役に立つ知識があるかも!



「まず魔物に転生できますか?できれば進化できる奴がいいです!それと地球の知識を転生しても知れるようなのが欲しいです。」


魔物は大丈夫だとしても地球の知識を知るのは無理か?


ドキドキ


「魔物に転生したいの?変わってるね。いいよ。種類が多いからもっと具体的にどんなのがいいかおしえてね。それと地球の知識はいいけど電子系のならいいよ。実物を出す名は無理だけど、その代わりサポートしてくれるスキルをつけるよ。」


電子系?電子書籍とかかな?それなら、むしろ無茶を聞いてくれてありがとうございます!!


サポートもつけてくれるなんてさすが神様!太っ腹!!


後は魔法!!これは外せない!


魔物もどんな種類かか、なってみたいのが多すぎて悩む。


「とりあえず魔法使えるようにしてほしいです。それと魔物の大まかな種類教えてほしいです」


「魔法ね。わかった。それと魔物の種類ね、この紙読んでね。その間に特別なスキルもつけておくよ。世界に一つだけのスキルをね!」


世界に一つだけのスキル!あざっす!


まず魔物の種類を決めなきゃ。


なになに、


魔物種類一覧


・獣系

ウルフ、キャット、ラビット、ベーアなど


・鳥系

バード、グリフォンなど


・魔人族

ゴブリン、オーク、オーガ、など


・虫系

スパイダー、ビールなど


・爬虫類

リザード、スネークなど


・不死系

ゾンビ、グール、スケルトンなど


・自然系

トレント、ウッドゴーレム


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



ほんとに大雑把に乗っている。おそらくほかにも系統はあるだろうけど有名どころって感じかな。


この中から選ぶとしよう


生まれてすぐに死なないよおに、初期からそれなりに強いのがいいな。


俺の中ではそこそこ強い部類に入ってるこいつにしよう。


「魔物の種類決まりました。」


「もういいの?まだ時間はあるけど。どれを選んだんだい?」


「魔人系のオーガにしました。そこそこ強いイメージでそれに進化したらかなり強くなれそうなので。」


「ふむ、確かに初期の状態でDランクあるからすぐに死ぬことはなさそうだけどチュートリアル的なダンジョンを作っておくからそこで進化していけば大丈夫かな。それと進化先も追加しておこう。新種の魔物って君すきそうだし。」


よくわかってらっしゃる。


神様?が何か唱え始めて光が俺の中に何個か入ってくる。


?何も起きないけど?


「よし準備が完了したね。それでまず君のために作ったダンジョンに送るね。そこのダンジョンをクリアすると転生先の世界の(富の森)に出るから。」


「いろいろありがとうございます。富の森って何ですか?」


「富の森はね、魔物が多く住んでいてそこに多くの鉱石や薬草があるんだ。魔物も高ランクが多くいてねそれは一攫千金を求める冒険者や国がそう呼んだんだ。その森は金の生る森。そのままだとあれだから富の森になったんだ。意味はあんまり変わらないけど。」


なんか金の亡者がたくさんいそうな世界だな。まあ第二の人生だ楽しく生きよう!


「あの、神様?でいいんですかね。名前を聞いてもいいですか?転生させてくれてさらに力もくれたのでできれば向こうでも拝ませてもらおうかと、」


「うん?そういえば言ってなかったね!僕の名前はノア。君の思ってる神様であってるよ。時々君を見て楽しませてもらうよ!じゃあぼくのせかいをたのしんでね!」


ノア様。必ず忘れません!


そして俺の意識はだんだんと落ちていく。

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