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序章
「とうとう見つけたよ」
「何をだ?」
「永遠をだよ」
「あの、太陽と溶け合ったあの海をだよ」
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僕は、その夜寝れなかった。
それを考えるだけで心はまるでサーカスでもしてるかのように騒ぎ出した。
それほどまでに高揚し、愛おしくなる存在。
だが、それは自分の所有物ではないし、ましてや簡単に得れるほど陳腐なものでも絶対にない。
だが、その存在は僕から睡眠を奪う程には僕を毒しているものだ。
こんな抽象的な表現で対外的に表しても誰も理解してくれないだろう。
だから、言葉でそれが何か表そう。
「いつも僕の横で笑ってくれる幼馴染」