平凡とは何ぞや
僕は、小説を読んでいて出てくる自称平凡主人公に共感できたためしがない。
確かに、異能力を持っているわけでもなければ、校内カーストのトップでもない。
だからといって、なぜか主人公にかまってる可愛い幼馴染がいたり、少し変わった部活に所属していたり、異世界転生する人を平凡と言っていいのだろうか。断じて違うと言いたい。信じたい。
大人になるまで彼女出来たこともなく、異世界に召喚されたところで捨て駒にされそうという極めて平凡の僕が平凡じゃないみたいじゃないか。
え、平凡以下だって?
・・・そんなことないよね?ないって言って!