『レンゲソウ』へようこそ
ごく普通の高校生、久遠拓人は最近頻繁に見るようになった悪夢に悩まされていた。それに共通するのは、最後に死ぬこと。それが一か月ほど過ぎた頃、ついに寝ることに恐怖を覚え、寝れなくなってしまった。体力的にも、精神的にも限界が来た頃、あるカフェになんとなく立ち寄った。そこは、悪夢に関することを解決する、通称(と言っても、そのままだが)『相談所』でもあった。それを切っ掛けに久遠は、そこでバイトをすることに。次から次へと持ち込まれてくる、悩み。―――「『レンゲソウ』へようこそ。あなたの見た夢はなんですか?」これは、悪夢に悩まされる少年少女(一部例外あり)と、それを解決する彼らのお話。■初投稿。誤字脱字にはスルーされるか、お知らせくださると嬉しいです。不定期更新です。