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第七章第二話 手々のキャラ紹介

今回は俺ッち。『手々(シュシュ)』が語らせてもらうッスよ。

俺と姉ちゃんの情報収集能力、なめてもらッちゃあ困るね。

正確さは世界一だと思ッてんだから。

それじゃあ本編の始まり始まり~


---------------------------



「え~と。まず、堕とされた五つの国について説明するッスけど。確かにジンさんの言ッた通り、軍事力の高い国と戦ッて、そして堕としてるッス。しかも今はその軍事力を用いて他の国と戦ッてるッス」

「落ち着いて!ちょッと待ッて!ジンさん!落ち着いて!準備が早いことに越したことはないんスから、一気に話させて下さいッス!」

「物事や説明にはきちんと順序ッてのがあるんスよ!今は現状報告ッス!」

「それじゃあ続けるッスよ。今は大陸の外にはあまり関心を向けていないみたいッス。関心というか航海の手段が整わないと満足に攻め立てることが出来ないッてとこッすね。実際はもう一年とか時間があるかも知れないッス。そうなったらもう手遅れッスけど。やっぱり兄貴の見立ては正解だッたッス。今すぐにでも力づくで止めるべきッス」

「今俺ッち達がしてることッスか?ほら、ジンさんの国に衛兵とかがいるじゃないッスか。彼等をこちら側に引き込むんスよ」

「噂は聞いてるッすよ。もともと争い事が嫌いな国だッたそうじゃないッスか。いくら神のお告げと言えど支配には限度があるッスよ。殺された王のほうがいいって人がいくらでもいるもんなんスよ」

「落ち着くッス!ジンさん!言いたいことはわかるッス!『神のお告げ』についてッスよね?」

「わかッてるッス。初めて知ッたときは俺ッちもぶッたまげたんスけど、今なら納得してるッス」

「え? ッスってやめてほしい?でも癖になッちゃッてるッスから」

「はぁ。まぁ兄貴がそう言うんなら無くしますけど」

「それでは改めて、コホン」

「さッき言ッた『神のお告げ』の話だが、今のジンさんの国を牛耳ッてるのは当時の宗教団体総責任者の『シンプ・ジヘッド』。そいつが神の言葉と称して戦争や政治を行ッている」

「な~に言ッてるんスか。『神の言葉』なんて聞けるわけが無いでしょ?」

「ちょッと!誰も真っ赤な嘘だなんていッてないッスよ!何せ今まで『勝ちっぱなし』だッたんスから」

「どう違うのかだッて?・・・・・・驚かないでくださいよ?」

「神父は神の所業を『見ている』んス」

「意味がわからない?えぇと、そうッスね。信じられないでしょうけど、実は神父は『未来を見る力』を持ッている。これが俺ッち達の見つけたものすごい情報なんスよ。これがあったからこそ、五つもの国に勝つことができたんスよ」

「え?信じられないことじゃないッて?」

「ちょッと!それッて一体どういうことッスか!?」



「「「「それはこっちの台詞だ!」」」」

俺達はとっさに叫んでしまった。

リリーもクリアもレイナも我慢の限界だったようだ。

だってそうだろう?


「シュシュ!お前なんで俺達が何も言ってないのに独りで勝手に相槌打って話を進めてんだよ!」


「え?だッて俺ッち、人の考えてることがわかるから」


「「「「能力者だったのかよ!!!」」」」

リリーまで怒鳴っている。


「落ち着いてくれみんな。言ってなかったシュシュも俺も悪いが、早く話を進めようとしてたからな。悪気はないんだ」

フレイがそういって俺達を落ち着かせた。


「能力者だって事のほうが大切じゃないのか!?何だよ人の考えてることがわかるって!あんまり強くは無さそうだけど!」

クリアの関心は少しずれていた。


「確かに強くはなさそうだが、能力の良さを強いか弱いで決めるのはどうかと思うぞ?クリア。しかしなるほどな、情報が正確っていうのはこの能力のお陰か」


「私も教えてもらっていなかったぞ」


「話を戻すけど、いや、戻す前に俺ッちと姉ちゃんの能力について説明しておいたほうがいいか。俺は『雷を操る力』姉ちゃんは『空気を操る力』を持ッている。言ッておくが俺達の力は強い力じゃないから、とても戦力にはなれそうにない。だが精密な操作が出来るという利点がある。例えば俺は自分の足元から雷を流すと、近くにいる相手の考えていることがわかる。何故わかるかは良くわからないし、今この瞬間考えていること、しかわからないが集中すればするほど明確にわかる。あとは火薬に火をつけることくらいッスかね?情報を集める時はとても重宝するッスけど」


「メメも力を持っていたのか」

っていうか今更そんな詳しく説明されてもな・・・・・・


「その『空気を操る力』って言うのもシュシュとおんなじで弱いのか?」


「言ッただろ。戦闘向きじゃないが精密な操作が出来るッて。姉ちゃんは二メートルより遠くの空気を操ることが出来ないらしいけど、その分周囲の空気はかなり自在に操れる。いつもは光を屈折させるように体の表面に空気の層を作ッて透明になッてる」


「透明!?強そうじゃん!」


「・・・・・・クリア。お前」


「だって、こんなに能力者がいること自体珍しいじゃないか! 俺だろ?兄貴だろ?リリー姉さんは戦わないとしても、フレイだろ?レイナだろ?これだけでも国一つぐらい相手にしたって戦えるだろ!シュシュやメメも能力者なら負ける気がしないよ」


「確かにすごいことだけどな・・・・・・」

珍しいけど・・・・・・


「戦うなんてやめて欲しい。きっと話し合えば大丈夫だよ。シュシュさんもさっき言ってたじゃないですか。国には争い事を好まない人もいるって。だから、話し合えるよ」


「リリー。ことはもうそういう問題じゃねえんだ。もう手遅れなんだよ。戦争をして自国が勝つ、暮らしが裕福になる、そうしたらもっと楽をしたくなる、だから戦う。それが人間の性だ。誰一人例外じゃない。むしろ例外な奴はおかしいとさえ言える。それが人が生きるってことだからな。だから止まらないんだ。無理だと、出来ないとわかるまで。もしくは自分がどれだけ人を傷つけているかがわかるか、止められるまでな」


「だからって力づくで止めるなんて・・・・・・」


「それだけじゃない。シュシュとメメは他にも情報を手に入れている」


「他の?・・・・・・あの国の、もっと詳しい内情とかか?」

気になるな・・・・・・


「そういうことは全て俺ッち達が何とかするッスよ、ジンさん。それが俺ッち達の役目だしな。正直言ッて、ジンさん達に集まッてもらッたのは威嚇としてこちら側に居座ッているだけで、向こう側に圧力をかけられるからだ。特別何かをして欲しいわけじゃないッス。知り得た情報を教えたのは納得して、信用してもらうため。だから兄貴の言ッている情報ッていうのはまた違ッたものなんスよ」


「勿体つけてないで教えてくれよ。それとも言えない事か?」


「いえ。 ジンさんの父親『アイズ・ステイル』を暗殺した真犯人がわかッたんスよ」


「・・・・・・」


「その者は既に殺されてるんスけど、その犯人に指示を出した者はいうまでもなく『シンプ・ジヘッド』本人。暗殺した真犯人は口封じのために神父によッて殺された」


「神父、様、が?・・・・・・」


「また宗教関係か・・・・・・ったく、いい思い出がないな。俺の居た村でも宣教師が乗っ取った形になったわけだし、今頃どうしてるかなぁ。まぁそんなことどうでもいいけど」


「どうでもいいことじゃないぞ?クリア。シュシュ、フレイ二人、いやお前達の山賊全体であの国の戦争を止めようとしてくれているのだろう?だったら俺も可能な限り力になる。俺の能力さえあれば戦うとき、先陣を切って軍隊を崩すことが出来るかもしれない。威嚇なんて言わずに使ってくれ」


「そういえばジンさんの能力ッて俺ッち兄貴から聞いてないッス。教えてくれないッスか?」


「ん?んー・・・・・・構わないが、口での説明が難しいから考えてること読み取ってみてくれないか?」


「それは構わないッスよ。さぁどうぞ!」


「あ、あぁ・・・・・・」

俺は頭の中で考えた。

何と言うか、身体能力がこんな感じやこんな感じやこんな感じで強くなる能力だ!

と考えた。


「・・・・・・は?ちょッ!ちょッと!これマジッスか?」


「何か変か?」

やっぱりさっきの思考は変だったか。

リリーをお姫様抱っこしながら走ったり、跳んだりしてたのはやっぱりまずかったか?


「さッきあんまり驚かなかったのはこのせいッスか。まさかジンさんも・・・・・・」


「シュシュ?やっぱり何か変だったんだろ?改めて口で説明してもいいが」

少し恥ずかしくなってきたので、正直忘れて欲しい。


「説明が必要なのはこッちのほうッスね」


「何の話だ?俺にも説明してくれ」


「了解ッス。どうやら兄貴も知らなかったみたいッスね。こういう大切なことはきちんと知ッておかないと」


前半の文章の書き方は二番煎じなので訂正したほうがいいと思われた方はすぐに教えてください。

書き直しておきます。

このような書き方をしたかっただけですから。


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