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精霊様・・・逃走しました

10歳になったのでお父様に売られてしまします。


なので逃走しようと思います。もちろんお母さんに迷惑がかからないように・・・



「さて、お父様?いきましょうか・・・・」


近くで待っているお父様に問いかける。



「あぁ、それからお前の名前はもうない・・・これで親子でも何でもない他人だ・・・」

「別にいらない・・・名前なんて」



「なぁ!?お前は!それに言葉が・・・」


お父様に隠していた剣を向ける・・・・


「お前は何がしたい?俺を殺すか?俺を殺す前にあいつを殺すぞ」

「あいつ?誰のこと?それから言葉はこれが素」

「隠していたのか・・・・まぁいい・・・お前の母さんだ」

「?なぜそこで母さんが出てくるんだ?」


「分からないか?知っているぞ?お前が母さんに親孝行したいと思っていることはな・・・

きっとほかの兄弟もそうだったのだろう?そしてお前だけが行動に出たというわけだ・・

さあ・・俺を殺せ!お前の母さんを殺してやる!・・・・どうした殺せないのか?

・・・・・・・・怖いのか?フフハハッハハハハハハ!それもそうだろうな。お前はろくに魔術が使えないからな

それに対して俺は魔術が使える・・・速さが違うからな・・・・・

・・・どちらが先に死ぬかお前も分かっているんだろ?」


ニタニタとこちらを笑いながら言ってくるバカ・・・・


気持ち悪い。そんな顔で笑わないでよ・・・・



「・・・うるさいよ・・私はお前を殺そうとしているんじゃない・・・ただききたいだけだ

・・・・・なぜ、そんなに金に執着する?なぜ兄さんたちを売った?」


お父様いやバカはいまだに笑っている・・・


「お金に執着して何が悪い?この世は金がすべてだ!お金がなければ食べ物も買えない・・・

金を持っているやつは上から下のモノを見ていればいい・・・・お金を持っているこそが偉いんだ

そのためなら何だってやってやるさ。人を売ることだってなんだってやるさ!」


「・・・へぇ、そこまで言うならたくさんのお金持ってみる?ほら・・・・・」


バカに渡したのはお金が入った袋・・・金板が百枚ぐらい入っている・・・・1000万ぐらい

でもこの世界からしたら百億ぐらいの価値がある・・・

ちなみに魔水を売って金を稼いだ・・・



「お前・・これだけのお金をどうやって」

中身を見ながら問いかけるバカ・・・・


「・・・どうだっていいだろう?少なくともあんたに答える義務はない」


「な!俺は父親だぞ!聞く義務がある」

「父親?誰が?私にはそんなのいないよ?」


「俺がお前の父親だ!さあ・・・答えろ!」

「あれぇ?さっき親子でも何でもない他人だって言ってたのは誰かな?」


それに焦っているバカ・・・


「あのさ、その金やるから、出て行かせてよ・・・それから乱暴しないでくれる?それが守れるならくれてやってもいいよ?」

ニヤリと笑いながら言う。

それをみたのかおびえたように言うバカ・・・・

「あぁここから出て行ってもいい。母さんにも乱暴しない?」

楽に返事したな

内心出ていけばこの金は俺のモノだし勝手にやってもいいと思っているのかと思い


「言っとくけど・・・・変なことしたらすぐに駆けつけるから・・・」

そしたらに死んじゃうよ?と笑いながら言った・・・・


「わ、わかった。言う通りにするよ」

「そう?ならいいや・・言ったこと忘れないでね?」


じゃあねと手を振りながら出て行った・・・







「・・・いくよ・・・ウィン・・」

「いいの?お母さんに乱暴するかもしれないよ?」

「あぁ。その点は大丈夫・・・脅し・・じゃなかった・・・説得してきたから・・・・」

「・・・ユーリ、今・・・脅してって言おうとしてなかった?」

「・・気のせいだよ。これを言えば・・・頭のいいウィンなら分かるよね?」

その時のユーリの顔は言ったらお仕置きだよっと言っていたとウィンが語ったらしい・・・





「さて、じゃあ魔の森に行こうか・・・」

「そうだね」

ウィンが私の肩に乗ったのを確認して歩き出した。


魔の森は危険のところ・・・龍や凶暴な魔獣が住んでいる・・・・

はたして生き残ることができるのか?

・・・そんな不安を持ちながらもユーリは魔の森へと歩いて行った

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