『富士山の歌と速記』
掲載日:2026/02/27
日本の歌詠みが、秀歌を詠んで唐人に見せたが、唐人は苦笑いをするだけであった。その歌は、富士山を詠んだ歌であったが、唐には富士山のような山がないので、歌のよし悪しが理解できなかったのだという。富士山のような山がある国はむしろ珍しく、富士山を見たことがない唐人に歌心がないのではないと考えた歌詠みは、その歌を速記にして見せたところ、唐人は、それが速記であることはわかったものの、日本語の速記を読むことはできず、やはり苦笑いをするだけだったという。
教訓:和歌は、和歌と言うだけあって、外国人には理解しがたい。日本人であっても、歌心がないと、理解できない。速記も同じ。




