第一話 治安
二次元の性犯罪率は異常に高く毎日のように若い女性を狙った犯罪が絶え間なく続いている。
そして近年では、時を止めるおっさんや異常なほど性欲の強いおっさん達が大量に発生したため、警察だけではその状況に態様できなくなっていた。
そのため、二次元の警察は三次元にいる紳士たちを二次元に召喚し、その力を使って治安を回復させようとするのであった。
目を覚ました時ワイはなぜか自分の部屋ではなく警察署にいた。
そして、なんだかんだあってここが二次元であることとワイの力を使って二次元の平和を守ってくれと言われた。
「いや、あの、二次元を守れるほどの力とか持ってないですけど」
と言うと警察官はこういった。
「大丈夫だ。この二次元という世界では思い込みの激しい人間であればあるほど強くなる。君は三次元の中でもトップクラスの思い込みの激しさを持っているから問題ない」
なるほど褒めているのか貶しているのかわからないなこいつと思うのであった。
そして、なんだかんだあって時止めおっさんがよく出没する場所で待ち伏せするのであった。
「君の力を解放すれば、時止めおっさんなんか瞬殺できる。自信を持て」
と警察官が言った。
「えっ、殺していいですか」
「いや、まぁ 可能であれば取り押さえろだめなら殺せ」
まじかよこいつこれまで会った警察官の中で一番イカれてやがるね。