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きょうのせかい  作者: ペンネグラタン
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僕の意志

「気がついたらおばさんは鏡の外にいた。大人になった体で。宛もなくふらふら叫びながら歩いて、車に轢かれかけたところを、今の旦那さんに拾ってもらったの」

 今は幸せよ、とおばさんは微笑んだ。

 おばさんは僕を見送り、「苦しいときは言ってね」と手を握ってくれた。「気をつけてね」とも。


 七不思議の件の謎が解けて僕はすっきりしたけれど、一つだけ許せないことがある。


 それはのうのうと生きている二階のお兄さんの存在だった。




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