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謎のままのお話を
僕と瓜二つだという少年。二階のおばあさんのお孫さんで、今の僕と同じ小学三年生の頃にいなくなったらしいので、益々似てきているとのこと。
何故似ているかは今は気にならないが、どうしてもその子が鏡の中でどうしているのか知りたかった。同じ顔だからかもしれない。
おばさんが正気を取り戻してから五年以上経っている。もう話したって──祈りにも似た思いで訊いた。
「そうね。話した方がいいかもしれない」
おばさんは答えた。
僕と瓜二つだという少年。二階のおばあさんのお孫さんで、今の僕と同じ小学三年生の頃にいなくなったらしいので、益々似てきているとのこと。
何故似ているかは今は気にならないが、どうしてもその子が鏡の中でどうしているのか知りたかった。同じ顔だからかもしれない。
おばさんが正気を取り戻してから五年以上経っている。もう話したって──祈りにも似た思いで訊いた。
「そうね。話した方がいいかもしれない」
おばさんは答えた。