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と思ったら謎
「七不思議巡りでなくした友達?」
聞き返すとおじさんはしっかり頷いた。
「よかった。生きてたんだ。わかるか? 俺だよ?」
おじさんがおばさんに向かって自分の名前を言う。おばさんは我に返っておじさんを見た。懐かしそうに目を細めて泣き出す。
「怖かったよぉ」
おばさんが落ち着いてから、僕も説明する。
「僕は一つ向こうの家の子です。おばさん、鏡の中で僕に似た子に会ったっていうのは」
「あなたじゃないの? そっくりだった」
「七不思議巡りでなくした友達?」
聞き返すとおじさんはしっかり頷いた。
「よかった。生きてたんだ。わかるか? 俺だよ?」
おじさんがおばさんに向かって自分の名前を言う。おばさんは我に返っておじさんを見た。懐かしそうに目を細めて泣き出す。
「怖かったよぉ」
おばさんが落ち着いてから、僕も説明する。
「僕は一つ向こうの家の子です。おばさん、鏡の中で僕に似た子に会ったっていうのは」
「あなたじゃないの? そっくりだった」
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