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鏡の怪談
「興味あるのか? 物好きだなぁ」
僕はうんうんと頷く。お父さんは仕方ないな、という風に語り始めた。
「真夜中に鏡を見ると、長い髪を振り乱した怖いお姉さんが映って、鏡の中から出て来ようとするんだ。そのまま見ていると、鏡の中に引きずり込まれるんだぞ」
「そんなことあるの?」
「あり得ないから怖いんだろう」
お父さんは肩を竦めた。
「あら、二人共面白そうな話をしてるわね。お母さんも混ぜて」
そう、お母さんが入ってきた。
「興味あるのか? 物好きだなぁ」
僕はうんうんと頷く。お父さんは仕方ないな、という風に語り始めた。
「真夜中に鏡を見ると、長い髪を振り乱した怖いお姉さんが映って、鏡の中から出て来ようとするんだ。そのまま見ていると、鏡の中に引きずり込まれるんだぞ」
「そんなことあるの?」
「あり得ないから怖いんだろう」
お父さんは肩を竦めた。
「あら、二人共面白そうな話をしてるわね。お母さんも混ぜて」
そう、お母さんが入ってきた。
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