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二階のおばあさん
ぴんぽーん。
呼び鈴が鳴る。僕が出ると立っていたのは白髪のおばあさん。二階の人だ。
「こんばんは」
「こんばんは、おいちゃん元気だねぇ。ばあちゃんのこせだ料理ば食ってまっと元気にならいん」
そう言っておばあさんはタッパーを差し出す。僕は「ありがとう!」と受け取った。中身は肉じゃがだ。ハンバーグにも合うだろう。まだほんのり温かい。
僕はうきうきしながら、ふとかさりとしたものに触れた。見ると、それは写真だった。
ぴんぽーん。
呼び鈴が鳴る。僕が出ると立っていたのは白髪のおばあさん。二階の人だ。
「こんばんは」
「こんばんは、おいちゃん元気だねぇ。ばあちゃんのこせだ料理ば食ってまっと元気にならいん」
そう言っておばあさんはタッパーを差し出す。僕は「ありがとう!」と受け取った。中身は肉じゃがだ。ハンバーグにも合うだろう。まだほんのり温かい。
僕はうきうきしながら、ふとかさりとしたものに触れた。見ると、それは写真だった。
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