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空にある

作者: タマネギ

何にも浮かばない日には、

ぼくは、眩しくて、

まともに見られない空を、

自分の意志で

見上げるようにしている。


それは、美しさを

掴み取るためであり、

思い通りに暮らしていくためだ。


暮らしを横切って、

暮らしに振りまわされて、

人の影に怯えることがあるときも、

敢えて見上げるようにする。


死んだ方がましだなどと、

思うようにはなりたくない。


目が痛くても、

鼻が利かなくても、

耳が遠くても、

眩しいものを自分で見上げて、

自分を生きたい。

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