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第4話〜私立戒山魔法聖徒学園〜

今回はいつもより少し長めにしてみました。

ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!!

朝日とともに、目覚まし時計が激しく鳴る。


「うぅ〜〜〜〜ん、あと2時間・・・」


目覚まし時計を止め、掛け布団を深く被ると、再び寝始めた。

彼女、葉月雪奈は朝に弱い。

いつも起きようとしている時間よりも、30分は遅く起きる。

いつもは髪を整える暇もなく、家を慌てて出る。

彼女は現在17歳。高校3年生だ。

今日も平日で学校なのだが、彼女の通っている学校は普通の学校ではない。

その学校では、国語、数学、社会などは主に習わない。


私立戒山魔法聖徒学園。


つまり魔法使いの学校のようなものだ。

現在2007年、この学校の認知度は低いが、世間がまったくもって知っていないというわけではない。

政界、法人などにも進出している。

それほど社会に影響のあるところなのだ。


この学校の入学条件は、

一、魔術の素質がある。

二、親がいない。


たった2つだ。

親がいないので授業料もない。

生まれ持って素質のある者だけが、入学をゆるされる。

雪奈は学園の高等部3年生。小学部から、大学部までエレベーターだ。


ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!!


再び目覚まし時計が鳴り始めた。

いつもの場合はここでもまだ、ベッドから出ることはないのだが、

今回は違った。


「お〜〜〜い!!起きろよ〜、顔に落書きするぞ!!」


彼、皆川海人は雪奈とおなじ家に住んでいる。

彼の背には相変わらず翼が生えており、少し違和感がある。


「う〜〜〜〜ん、・・・・・・・・・・・・・・・ZZZ」

「おい!!起きろっての!」


海人は油性マジックを構えながら言った。


「ん〜〜〜、わかたわかた・・・」


彼女はようやく起き上った。いつもより20分ほど早い。

眠そうに欠伸をすると、夏服に着替えだした。

海人は顔を赤くしながら、手に持っていたマジックをしまうと、さっそうと部屋を後にした。


戒山の制服は、セーラー服ではない。

何か南国を思わせる雰囲気だ。

上は薄地の黒い長袖でその上に、腰近くで丸結びするタイプのもので、

下のスカートは、チャイナドレスを短くしたようなものだ。

スカートには校章がプリントされている。


着替え終えると、海人が作った朝食を食べ始めた。

海人も食べながらふと漏らした。


「やっぱ昔と変わんないな。寝起きの悪いとこなんかパワーアップしてるし」

「えへへへへへへ・・」


脳天気に笑ってみせた。

かわいい笑顔を見せられた海人は再び赤くなった。


「俺も学校行ったほうがいいかな?」

「絶対来たほうがいいと思うよぉ〜〜〜〜?」

「ま、まあみんなに心配かけたわけだしな・・」


海人は苦笑いをすると、食器を片付け始めた。


海人は元々魔力が強く、学園でもトップクラスだった。

それに、2年間大天使ラファエルラヴァとして生きていたため、計り知れない力を備えていた。

一方雪奈はというと、類稀なる努力家で、毎日基礎魔法から今日習った魔法まですべて復習。

授業も毎日の予習のおかげであまり失敗をすることはない。

お互いに、クラスでは上位に位置している。

雪奈のクラスはメイジクラスといって、主に三界に存在する8要素を用いた魔法を使うクラスだ。

普通のクラスは稀な順に、サーヴァント、ウィッチ、メイジ、ウィザードの4種類があり、

メイジは特に賢いものが多かった。

その中で上位なのだから凄いと言えよう。


「あぁ!!!遅刻しちゃう!!」


話がはずみ、時が経つのを忘れていた。

海人は準備を終えると、雪奈のカバンに弁当を入れた。


「弁当入れておいたからな。準備は出来た?」

「うん、一応全部」

「じゃあしっかりつかまってろよ!!」


そう言うと雪奈を抱き上げ、目一杯翼を広げて空に舞った。


「ふぅ・・やっぱりここの風は気持ちいいな」

「わぁ!!すごーーーい!!空飛んでる!」


横で感傷に浸っている海人を尻目に、大はしゃぎした。


なんやかんやで、はしゃいでる間に学校へ着いた。

着くと同時に朝のチャイムが学校中を響き渡った。


「あぁ〜〜〜!!急がなきゃ!じゃあまたあとでねっ」


雪奈は全速力で教室へ向かった。

しかし、メイジクラスは学園内の奥側にあるため、確実に遅刻だろう。

そんなことを考えながら、久しぶりに帰ってきたこの学園を見て小さいころを思い出した。

広大で荘厳な造りのこの学園は、彼や生徒たちにとっては家のようなものだ。

生徒のすべてが家族同然で、知らないやつはいない。

同じ境遇で育ったため、共感するものがあるらしい。

「友達100人できるかな?」とよく言うが、家族が200人近くいる奴は、この学園の生徒くらいだろう。

その中でも特に人気で、人当たりの良かった海人が、突然いなくなった時は、大騒動だった。


「まず職員室に行くか・・・」


職員室に行く途中にも、小学部や中学部などの教室がある。

なるべく見つからないようにこっそりと行く。

幸い、朝の時間なので、全員教室の中だった。

今見つかれば大騒ぎになるかもしれないので、気を使っていた。


「職員室・・か・・」


着くと、海人は戸をノックし、


「3−EN 皆川海人 入ります!」


と言って、職員室の中に入って行った。


「!!海人!海人か!?」

「おお海人。帰ってきたのか!!」

「心配していたんだぞ。まったく。」

「雪奈さんから聞いたわ。大変だったでしょう?」

「お帰り海人くん。」


先生が各々海人に声をかけた。

海人が丁寧に1人1人挨拶をしていると、ようやくある先生が海人の異変に気づいた。


「海人?お前の背中にあるの何だ?」


2−SRの神明が、海人に聞いた。

他の先生も気づき、海人の背中を覗きこんだ。


「これは・・・翼です。大天使ラファエル様から受け継いだ・・」


少しうつむき加減で言った。

彼はそのまま話を続けた。


「話は長くなりますが、俺がいなくなった2年前。初めて会ったミカエルという大天使に時の雫エンドグラスに来るように言われました。」


「その話は雪奈から聞いたわ。その後どうなったかは聞いていないけど」

「時の雫と言えば、三界のうちの一つだな」


1−MGの柊と、2−WZの神谷が答えた。


「はいそうです。その時はまだ三界のことは知りませんでしたが・・。」

「何故、ミカエルに連れて行かれたのだ?」

「やはり魔力でしょうか?彼は我々を凌ぐほどの力のの持ち主ですから。」

「それが・・・・・・」


今まであったことを包み隠さず答えた。


「連れて行かれたのは、俺をラファエルの後継者とするためだけではなかったんです。

ここに帰ってきたときに知りました。それは俺が"Zodiac"の所有者だったからなんです。」

「"Zodiac"だと!?まさか君が!」

「伝説に語り継がれるZodiacですか・・」


皆が驚きを隠せないのも無理はなかった。

世界を動かす力"Zodiac"

今まさに、現代に再誕したのだ。


「問題はここからです。俺は継承の儀を受け、神界エントランスに君臨しました。

そのあとここに帰ってくるはずだったんですが・・・。

俺がいた神界は二分されていました。万物の法を司る天命天使アライヴと万物の死を司る刻死天使デッドの2つに。

俺は天命天使側でした。

2派は対立を続け、帰るに帰れなくなりました。

そして神界戦争ラグナロクが再び始まったんです。こうしているうちにも、世界の均衡は崩れ、やがてこちら側にも影響が出ると・・・」


今神界で起こっていることを伝えた。

他にも、時の雫の荒廃、人間界に降りかかる火の粉について、

知りえることをすべて学園に伝えた。

今の政府に伝えたら、世界中が混乱し最悪の事態を避けるためにも、

一番信頼できる学園に伝えたのだ。


「事態は思ったより深刻なようだな。」

「我々にできることをやりましょう。きっとこれが私たち魔術師の使命なんでしょう」

「そうだな。それに海人がいるんだ。生徒もわかってくれる」

「できれば、生徒のみんなは巻き込みたくなかったんだけど・・。俺一人にも限界があったんです。皆さんの力、貸していただけますよね?」

「「「「「「「「おう!!!」」」」」」」」


そして学園中に放送された。

生徒たちは皆、海人を信じ、協力すると言った。

もちろん強要はしていない。

全ては彼らが自分自身で考え、決めたことだった。


「海人君、久しぶり!!やっっっと帰ってきたんだね!!」

「オウ海人!!相変わらずだなお前も。大変なことに巻き込まれて。俺とおまえの中だ、遠慮せずに何でも言えよ!」

「俺らは家族だもんな!!」


「菜月・・・彪牙・・雅人・・みんな・・・・・ただいま!!!」


堪えていた涙が一気に溢れ出した。

皆が海人の帰りに喚起した。

天使になって帰ってきた海人に驚きもせず、ただただ再会を喜びあった。


「さぁみんな!今まで以上に授業に力を入れるぞ!!!」


3−WIの久留瀬が気合いのこもった掛け声を出した。

全ての生徒がまた一つ一体化した。






昼休み。

全員が食堂に集まり、わいわいと食事を始めた。

海人の周りには、いつものメンバーが集まっていた。

3−MG、葉月 雪奈はづきゆきな

4−WZ、草神 凛くさかみりん

t2−WI、霧谷 唯きりやゆい

3−SR、天道 彪牙てんどうひゅうが

3−WI、桐生 雅人きりゅうまさと

2−MG、凩 美羽こがらしみう

2−SR、黒薙 流華くろなぎるうか


みなとても小さな頃から一緒にいて、本当の兄弟のような存在だ。

しかし、最年少の唯と流華は、海人がどちらの物かでよくもめている。

それを雪奈がハラハラしながら見ている。

彪牙、雅人は女性陣におされ気味な所があり、肩身が狭い時もある。

美羽と凛は清楚な感じで、周りとは少しオーラが違う。

実に面白い集まりだ。


「こうやって俺ら全員がそろうのは2年ぶりか・・」

「なんかいつも当たり前だったのに、離れてみると大切さがわかるな。」

「またみんなに会えてうれしいよ。」


皆が当たり前の幸せを噛みしめていると、


「あぁ〜〜〜!!海人さまこんなところに!!」

「えへへ・・お帰り海人様・・」

「私たちも寂しかったですぅ〜〜〜〜」

「私たちがまた活動する時がやってきたんですね!!」


「うっ・・・・・・・君たちは・・」


かなり濃いキャラの4人組がやってきた。

通称「海人様特別親衛隊ウォーロック」。

隊員は、

t2−MG、三倉 亜美みくらあみ

4−WZ、崩立 静 ほうりゅうしずき

1−WI、坂上いつきさかがみいつき

s6−NC、築嶋 蓮 つきしまれん


どこからともなく現れる海人のおっかけで、勝手に海人のグッズまで作っている程の力の入れようだ。

2年間会えなかった分活動意欲が増している様子だった。


「またお前らか。よくやるよな、俺は追っかけてくんないの?」

「魅力的じゃないからや〜ですぅ」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんかショック・・」

「ま、まあ気を落とすなよ・・」


彪牙は男前なのだが、強くてかっこいい海人の前では霞んでいる。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


長い沈黙があったかと思うと、ウォーロックと例の2人、唯と流華が火花を散らしている。


「唯・・・ひとまず停戦よ」

「うん。そうするしかないみたいだね。」


「私たちとやるっていうの?いいわ。因縁の決着をつけましょう」


そう言うと6人は外へ出て行った。

終始お互い睨み合っている。ただし特別なことではない。毎回起こっている。

他の皆も、あまり気にしていない。

因縁の決着は、100回以上起こっているが、決着が着くことはない。

お互い倒れるまでやろうとするので、いつも海人が止めに入っていた。


「さてと。弁当でも食べるか、みんな」


いつも雅人がこのセリフを言う。

体に染みついた流れのようだ。


「わぁ。雪奈のお弁当美味しそう!」

「そうでしょ。海人が作ってくれたんだ〜〜。」

「うらやまし〜な〜。万能彼氏は。なんでもできるじゃない。」

「そ、そんなんじゃないって・・。でも海人、虫が苦手だよ?」

「弱点もなんかかわいい・・・」


と、女子特有の会話が始まった。


「なあ海人。神界ってどんな感じだった?」

「大自然だったよ。街みたいなのは1つしかないし。」

「へぇ・・。行ってみたいな。」

「そうだな。みんなでいけたらいいな。そのためにも、神界を救うんだ!」



「そう・・その意気だよ・・海人・・・三界を救えるのは君だけだ・・」



どこからか声が聞こえてきた。

聞き覚えのある声だ。幼い男の子の・・。


「今の・・・・」

「ん?どうしたんだ?」

「いや・・・別に」


空耳かと思い、それ以上気にしなかった。


お昼も終わり、皆が各々の教室に帰り始めたころ、海人は先生に呼び出された。


「何でしょうか?」


3−MGの葛城かつらぎが話を持ち出した。


「海人君。3−ENは君しかいないみたいだし、君に教えることはもうないと思う」

「それで、何ですか?」


海人は一瞬ドキッとした。卒業させられるのか・・・と。

しかし予想ははずれた。


「君に全組の臨時教師をやってほしい」

「え・・?俺がですか?」

「幸い君は才能も知識も完璧だ。それにエンチャントロッククラスは全クラスとのゆかりがあるからな」


彼は考えたが、皆が自分のために力を貸してくれているのだから、自分でみんなを引っ張っていこうという気が芽生えた。


「わかりました。やってみます。」

「ありがとう。我々が教えるのにも限界があってね。助かったよ。」


こうして、彼の先生としての新たな学園生活が始まった。







翌日。


「ねえねえ聞いた?海人君が臨時教師になったらしいよ?」

「えぇ!!ほんとに!?すごいね海人君!」

「楽しみだな授業ww」


その頃彼は、職員室の自分専用の机に座り、授業の計画をしていた。


「メイジがこうで・・・サーヴァントが・・・んで、ウィッチかこうだから・・・・・よし!!できたぞ・・・」


全ては来たる日までへの備えだ。

自分の授業しだいで運命は変わるかもしれない。

彼は自信に満ち溢れた様子で、3−MGの教室へと向かった。




「今からメイジの基礎から応用までをやるよー。」

「よ〜〜し。気合い入れていくぞ〜〜」


みんな海人に見られているせいか、やる気が半端ではない。


「よし。じゃあ初級マナから。水、風、地、どれか得意なものを選んで。

んで選び終わったらそれぞれ並んで。」


普通はすべてのマナを習うのだが、絞ったほうが効率がいいと考えたらしい。

無理な部分や、苦手な部分は互いに補い合えばいいのだから。

その方法は他の教師からも評価された。

得意なものなのでみんなも、海人の授業で大きくかわっていった。


中位マナと上位マナも同じく火、雷。光子、霧、無に分かれそれぞれ一対一形式で教えていった。


もはや彼に抜かりはない。

苦手部分も彼の矯正魔法である程度は良くなっていった。


「さすが海人!!この授業受けただけでだいぶ変われたよ!」

「わかりやすいし、何より一対一だからモチベーション上がったわwwホントに楽しかった(悦)」


もうこれは彼の人柄でしか成しえなかった。

正直教師の皆々方も頭が上がらなかった。


「じゃあ今日はこれで終わりっと・・」


ひと段落終えると、彼はカフェテリアへと足を運んだ。

この時間、いつもの八人組が集結する。


相変わらず唯と流華は海人の隣を取り合っている。


「はぁ。さっきはかなり緊張したよ・・・」

「そうかな?余裕そうだったけど?」

「心の中では心臓がゴマのように縮んでたよ。まぁでも頑張ろうって考えると自然とああなってたんだ」


ミルクと砂糖が少し入ったコーヒーを飲みながら授業の反省会をした。

まぁ波の教師よりはよっぽどいい授業だっただろう。


わいわい話していると、緊急放送が流れた。


「緊急警報です。現在、学園上空にキメラタイプのヒュドラを確認!!一五歳以下の生徒は、安全な場所に避難し、上級生徒、並びに教師の皆さんは戦闘準備を行ってください!!

繰り返します!!一五歳以下の生徒は、安全な場所に避難し、上級生徒、教師の皆さんは準備をしてください!!」


「キメラタイプのヒュドラ!?もしかして・・・」


海人は丸腰でヒュドラのもとへ向かった。

グラウンドにはまだ生徒がいた。


「早く逃げろっ!!ここは俺に任せて!!」

「か、海人さまぁ・・・怖いです・・・」


いつきのからだはぶるぶる震えていて、足がすくんで動けなかった。


「キシャァァァァァァアァァア!!!」


九つの首をもった蛇竜がグラウンドに出現した。

彼はいつきを守りながら戦おうとした。


「か、海人さまぁ。私のことはいいですから・・・」

「馬鹿言うな!!見捨てられるわけないだろう!家族なんだから!」


体長100mはある蛇竜を一人で相手できるとは到底思えない。

それも1人の少女を守りながら。


「そうだ、空間結晶魔法だ・・」


何かを思いついたかのように詠唱キャスティングを始めた。


「彷徨いたる双頭の御霊よ。あらゆる災厄から、幼き魂を守れ!!」


唱え終えると、いつきの周りに強固なバリアが張られた。

張られたことを確認すると、ヒュドラの方へと歩き出した。


「やはり・・このヒュドラ・・刻死天使マターが・・」



「海人!!!剣を忘れてるぞ!!」

「いや・・剣で斬ったところでまた再生するだけだ。そうなると・・」


またしても海人は詠唱キャスティングを始めた。


「天を舞う炎よ。罪深き咎人に魂の救済を!!」


断罪の煌葬火イグニション・ブレイズ!!!」


海人の周りから眩しいほどに輝く聖火が、ヒュドラを襲った。

「グギャァァアァァアァァァァアァァアァァァァァン」

ヒュドラは九つの声を上げながら、灰になった。


「くっ・・人間界にまで手を出すのか・・・あいつは。もう俺から大事なものは奪わせない・・」


海人は拳を力強く握り締めると、いつきを抱き上げ、中に戻って行った。

海人を見守もっていた生徒たちは、海人の活躍に再び歓喜した。



クラスについての簡単な紹介です。

メイジ…8要素を利用した魔法を使用するクラス。(MG)

ウィッチ…暗黒魔法を用いるクラス。(WI)

ウィザード…魔法具、魔法薬を精製する魔法を使用。(WZ)

サーヴァント…異界に住んでいる生物を召喚するクラス。(SR)

アルケミスト…錬金や、創造魔法を得意とする上位クラス。(AR)

ネクロマンサー…時間魔法を得意とする上位クラス。死霊使いと呼ばれていたが、昔に途絶えた。(NC)

エンチャントロック…禁呪魔法、魔法定式、魔法剣を操る上位クラス。(EN)


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