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第1話〜序章〜

一話一話が短いですが、

気楽に読んでいただけると幸いです。


「ああ・・・胸が痛い・・」

一人の少年が森の中でたたずんでいた。

木漏れ日の射す中、この森を彷徨って幾時が過ぎただろうか。


少年は傷ついていた。

体も、常人には無い、背中に生えた煌く翼も、

所々に焼かれた跡や、斬られた跡がある。

しかし何よりも傷ついていたのは心だった。


「雪奈・・・・・・・ミカエル・・・」


おもむろにそう呟いた。

足を引きずりながら、森の奥へと歩いて行った。

何故だか分からない。

吸い込まれるように、ある場所へと足が勝手に動くのだ。

「懐かしいな・・・・・ここ・・・・」

そこには、子供が作ったにしては立派な秘密基地があった。

辺りには、ヒマワリや季節の花が、

この秘密基地を取り囲むように咲いていた。


しかし何故、彼のような背に翼の生えたような少年が、

このような場所を懐かしむのだろうか?


その答えは、2年前のある出来事にあった。





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