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第24話 夜の会議

「でもさ、今まで自分だけにしか見れなかった【チェック・ステータス】の能力値が皆にも見えるように映し出されるなんて凄いよね。これも魔法、なんだよね?」


「そうだよ。ギルドの設立者が天才補助魔法使いだったらしくてね。これはその天才が開発した魔法で、最上位の補助魔法に認定されたって聞いたことあるよ。しかも常に発動し続けるように何か仕掛けがあるとか……。効果範囲が3大陸全土で、効果時間永遠とか、意味わからなすぎて笑っちゃうよね!どんな仕掛けなんだか、想像もつかないよ」


 ケタケタと笑いながら、リセチは2つ目のパンを齧る。


「確かに想像もつかない魔法だ。いつかそんな魔法を使ってみたいなー」


「アルが本格的に魔法の訓練をやり出したら夢じゃないかも!」


「あははっ、その前に課題は山積みだけどね。さて、話を戻して作戦会議の続きだ」


 結局その日は夜まで会議は続いた。


――

―――


「はぁ、疲れたー!もう月があんな所に!疲れるわけだー。アル、最後に今日決まったことまとめて終わりにしよっ!」


 ギルドの内の冒険者たちがまばらになったことで、時間の遅さに気付く。


 作戦会議だけでなく町の散策、腹ごしらえなどしているとあっという間だった。


「ふぅ……そうだね。じゃあまず、僕らの目標から。最終目標は世界中の食人巨蟲の駆逐。そのためにパーティの増員と協力者が不可欠。それから僕たち自身も強くならないとね」


「うんうん」


「次は仲間について。まずは盾役の前衛が欲しいね。攻撃は……まぁ課題は山積みだけど僕が担って、回復はリセチ。2人とも魔法型だから前線で敵の攻撃を受け止めてくれる人が必要」


「そうね。攻撃型より防御型の人で、魔法攻撃の時間を稼げる人がいいね」


「で、次はお金。これは……ホントにさっきのでいいんだよね?」


 リセチは優しい笑顔で頷き、明るい声で話す。


「うん!『狂火乱武』の財産を使お!使わず置いといても宝の持ち腐れだからね!」


「改めてありがとう。かなりの資金がありそうって話だから、当面の生活や宿の宿泊費、各種装備を整えるにも使えるよ」


「うんうん!戦力を底上げしてこー!」


「で、次がランク。僕らは新設パーティということで、最低ランクのEからスタート。Eランクは攻略済みの巣でも立ち入ることができない。立ち入ることが許されるDランクになるためには、講習会に参加しないといけない。講習会は結構な頻度でやってるみたいで、明日もやってるみたいだから行ってくるね」


「アタシは一度パーティに参加経験があるから行かなくていいんだったよね。じゃあ、その時間はまた町を散歩して、良さげなお店を探しておくね!」


「うん、よろしく!最後に僕の攻撃魔法だけど、もう少し使いやすいものが欲しいから、呪紋屋で攻撃系呪紋を刻む」


「かなり高額なはずだから、慎重に選ぼうね」


「うん……ホント『狂火乱武』に頼りっぱなしだなぁ……」


「ま、ちゃんと成長してくれれば問題なし!」


「はい!頑張ります!」


 アルは冗談ぽく答える。


「ふふっ。アル隊員!期待してるぞ!んじゃ、宿屋に行こっか」


 2人は先ほどの散策の際に予約を取った宿屋に向けて、夜でも賑やかな大通りを歩き出した。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

読んでいて


『リセチ良いお店探しといてね!』


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