待ち焦がれた舞踏会
十五歳になったソル王女は、好奇心旺盛だが勉強熱心な明るい女性になっていた。
そんな王女に隣国のルガリアードから『スズラン祭り』の舞踏会の正式な招待状が届く。
ルガリアードのラディウス王はブルーナ王妃が死去してから、この八年間は喪に服すとして舞踏会を行っていなかったのだが、ディオニシス王とアリシア王妃はこの申し出を王女のお披露目に良い機会だと三人で赴くことにした。
王女がルガリアードへ行くのは、ブルーナ王妃の葬儀以来だ。
舞踏会の公式な招待状が王女宛に届いた事で王女はこそばゆくも誇らしい気持ちになり、世間に一人前の女性として認められたのが嬉しかった。
ジークリフトに会えるのだと思うと、それだけで心が浮き立つ。
鍛冶屋での偶然の出逢い以来、王女はジークリフトに運命を感じた。
あの時話した会話は今でも細部まで思い出す事が出来る。彼が「また会おう」と小さく口にした時のあの甘い気持ちは、王女のジークリフトに対する思いの全てだ。
舞踏会の衣装を決める時も、髪型を決める時も、ジークリフトの存在が心にある。王女は舞踏会までの日々を彼の姿を思いながら準備を進めた。自分はジークリフトに恋をしているのだと否が応でもわかる。二人で楽しい時間を過ごした出来事は会えない時間の中、胸の奥で宝石のように輝きを増していた。
その日がやってきた。
リングレント国の王一家は、舞踏会の前日にルガリアードに入った。遠方からの客人は幾つかある別館に泊まるよう手配されている。王女が宿泊する別館は八年前のあの時と同じ場所だった。
さすがに、八年振りの『スズラン祭り』となれば、舞踏会に集まる人々もそれなりの思いの入れ方をしている。
王女は到着した後も舞踏会の準備に余念がなかった。ギリギリまで、ドレスをどちらにするのか悩み、それに合わせる髪型を悩む。
「お母様はもう決めたのかしら?」
独り言のように言う王女に、シリルが苦笑した。
「王妃様は、国を出る前にお決めですよ」
「そう……アルカス兄様は薄桃色のドレスの方が色が綺麗だとおっしゃったわ……でも、冠やチョーカーの宝石の色からすると淡いブルーの方が良いように思うの……」
クローゼットにぶら下げた二つのドレスを見比べ、王女は心から悩んでいるようだ。シリルはその姿を苦笑しながらも微笑ましく眺めた。どちらかを決める事が出来なくて、結局両方持って来た挙句、いまだに悩んでいる。
シリルは悩む王女に声をかけた。
「申し上げてよろしいのであれば……ブルーの方が一際エレガントだと思いますよ」
王女はシリルを見た。
「エレガント?……」
シリルは大きく頷いた。
「そのドレスに似合うような行動が伴えば、なお一層エレガントさが際立つでしょうけれど……」
王女はシリルの言葉を無視しドレスに視線を戻し、もう一度見比べた。
「そう……エレガント……」
そして、笑顔で振り向くとシリルに言った。
「決めました、ブルーにします!」
舞踏会の日、朝食を終えた王女は湯浴みを念入りにし着替えを済ませ、金色の髪を結い上げた。宝石を身につけ準備を終えると、父と母の部屋へ向かう。部屋に入った王女の姿を見た母アリシア王妃は、とても満足そうに微笑んだ。
「とても良く似合っていますよ」
しかし、父ディオニシス王は複雑な表情で王女を見つめた。自慢の娘に育ってくれた事は喜ばしいが、これから先起こるであろう事を想像すると何とも言えない気分になるのだろう。ディオニシス王はそうアリシア妃に常々言っていた。
「この姿を見て、誰かが婚姻を申し込んだりするのであろうか……事によっては断るが、良いであろうな……」
王女は笑った。
「まだ何もありませんよ……お父様は気が早過ぎます」
その姿を見つめながら、アリシア王妃はブルーナ王妃と密かに交わした話を思い出していた。
『本人達次第ではあるけれど……ねぇアリシア、この先、例えば貴女の姫と私の王子が結ばれたりしたら……どんなに素敵かしらね』
寝込む事が多くなったブルーナを見舞った時、寝台の上で上半身を起き上げていたブルーナがふと呟いたのだ。アリシアは成長した二人を想像し、思わず頰に手をやり目を輝かせた。
『まぁ、素敵! それは、願ってもいない事ね!』
そのアリシア王妃にブルーナ王妃は悪戯っぽく微笑んだ。
『……もしも、もしもよ……私に何かあったら……私、あの子達をきっと繋げて差し上げるわ』
途端に、アリシア王妃は真剣な表情になり思わずブルーナ王妃の手を握った。
『何を言うの……貴女はまだまだジークリフト王子の成長を見届けなければならないの……二人が結ばれるかどうかは、本人達の意思です。貴女が関わる事では無いのですよ。貴女は生きなければならないの』
あの時の、悪戯っぽく笑うブルーナ王妃の笑顔が脳裏に鮮やかに浮かび、アリシア王妃はそっと目頭を押さえた。窓から差し込む日の光がブルーナ王妃の笑顔のように感じる。
「さあ、では参りましょう。良いですね、貴女は私達が会場に入った後に一人で入って来るのですよ」
アリシア王妃の言葉に王女は頷いた。
春の日差しが柔らかく降り注ぐ中、午後に入ると直ぐに、着飾った人々はリナレス城の大広間に集まって来た。窓のカーテンを開け放ち陽光をふんだんに取り入れ、さらに大広間の天井近くにある窓からの光も差し込み、大広間は奥の方まで明るく照らされていた。
夜に行う晩餐会とは違い春の訪れを祝う明るい舞踏会は心までも明るくさせた。
「リングレント国の王御夫妻が到着されました」
侍従の言葉と共に、大広間に続くカーテンが開き、リングレントのディオニシス王とアリシア王妃が入って来た。ディオニシス王は王妃と共にラディウス王の前に歩み寄り挨拶を交わした。ラディウス王の隣には、その息子のジークリフトが立っている。
ディオニシス王は、ジークリフトにも親しげに挨拶をし話しかけた。
「何と凛々しく成長された事だ。いつぞやの、竜の背に乗って皆を困らせた少年と同じ人物とは思えぬ」
冗談交じりにそう言うディオニシス王の言葉に、ジークリフトは少し顔を赤らめた。
「その話は、ご勘弁を……今日は、楽しんでいかれてください」
そして、ジークリフトはディオニシス王の隣に立つアリシア王妃と目が合うと、アリシア王妃の手を取り、その手に挨拶の口づけをした。
「お招きありがとうございます」
にこやかに笑うアリシア王妃に、ジークリフトは尊敬の念を込めて微笑んだ。
「母もアリシア様が来られるのを、待っていたと思います」
アリシア王妃は頷いて、ジークリフトの手を握り返した。そこには自分の息子の成長を喜ぶような親しさが見えている。
王女は父と母がカーテンの向こうに消えた後、緊張と期待で落ち着かない思いをしていた。アダムの工房で偶然に出会ってから三年の月日が過ぎている。ジークリフトはあれからどのように成長したのだろう。そして自分は彼の目にどう映るのだろう。
ジークリフトの言う通り、あの日から日々の勉強に身が入る様になった。自覚すると言う事は覚悟が決まると言う事だ。それを身に染みて思う。自身に磨きをかけ、学び、考える、そのどれが欠けても成長しているとは言えない。自分は彼の目に成長したと映るのだろうか?
その時、侍従がまた声をあげた。
「リングレント国の王女様が到着されました」
王女は大きく息を吐きしっかりと前を見ると一拍置いて開いた幕から大広間へ一歩踏み出した。大広間の中は沢山の人で溢れていたが、王女が踏み出した瞬間それまで騒ついていた会場が静まり返る。王女は毅然と顔を上げゆっくりと足を進めた。
広間の奥の中央にこの舞踏会の主催であるラディウス王とジークリフトの姿がある。彼らの頭上の天窓から日が入りそこだけ一際明るく見えた。その場所に向かって王女は足を進める。静まり返った大広間に感嘆の小さな溜息が広がり始めた。
王女は精一杯優雅に見えるように進む。この日の為に薄い金茶の髪を美しく結いあげ、その額にはブルーの宝石の『蒼き夢』をあしらった美しく装飾された冠を冠った。『蒼き夢』の深い青色は王女の初々しい美しさと可憐さを際立たせている。装いは、白を貴重とした布に淡いブルーと藤色の布があしらわれたドレスで、首元には冠と同じ『蒼き夢』をふんだんに使ったチョーカーが高い襟の間から見え、清楚な首元を彩っていた。全てはエレガントに見えるとの言葉を信じ、その姿をジークリフトに見せたい一心の装いだった。
王女はジークリフトを真っ直ぐに見ていた。彼は三年前より身長が伸びスラリとした長身の青年になっていた。以前よりも大人の雰囲気があり、鍛錬したのであろう騎士の風情を醸し出している。その瞳は静かな視線で王女を見ていた。ともすれば胸が高鳴りそうになる自分の感情を落ち着けながら、王女は薄っすらと微笑みドレスの裾の音をさせ堂々とラディウス王とジークリフトの前に進んだ。
「お招きに預かり、光栄に存じます」
王女はラディウス王の前で丁寧に招待状に対してのお礼を述べた。ラディウス王は満足そうに微笑んでいる。
「美しくなられたものだな、ディオニシス王は気が気ではあるまい」
王女は恥ずかしそうに微笑んだ。そして、ジークリフトの前に進む。王女は優雅な礼をし、ジークリフトの目を見ると、会えた喜びと鍛冶工房での出逢いの意味を込めて、悪戯っぽく微笑んだ。
「お久し振りでございます」
目の合ったジークリフトの瞳が一瞬揺れたように思った。しかし、ジークリフトは表情を変えず微かに頷き「楽しんでいかれてください」とだけ挨拶し、王女の手を取って口づける事もしなかった。
(なぜ手を取ろうともして下さらないのかしら……)
王女の脳裏に、初めてあった時の心の読めないジークリフトの姿が掠めた。あの時は緊張していたのだと後で聞いたが、今日の様子は緊張しているとは思えない。王女は正面からジークリフトを静かに観察するように見つめた。
(公の場だから取り澄ましているのかしら……)
だがジークリフトは、真正面から王女の視線を受け視線を逸らす。王女は目を逸らされた事で少なからずショックを受けた。
それまで、何度か会っている彼から、王女の事を嫌っている素振りを一度も感じていない。数える程しか接していないが、いつもまた会いたいという余韻があった。
しかし、今日のジークリフトは王女を拒絶しているように思えた。心の中が言い様のない気持ちでいっぱいになる。焦りの様な後悔の様な……心の中でザワザワと何かが蠢くような心地だ。
(どうしたのかしら? わたくし、何かしでかしてしまったのかしら? 拒絶されたのなら……何が原因かしら?……わたくし、ジークリフト様に嫌われたのかしら?)
王女は必死に考えた。でも、思いつくものは何もない。
(いいえ……きっと久しぶりの。舞踏会だから緊張しているのだわ……)
そう思う事にしようと努力するが、王女の知るジークリフトを思うとその考えは浅い。彼は緊張するようなタイプではない。
何のためにここへきたのか。今日のドレスを選ぶのに何度も試着をした自分が滑稽に思える。髪型だって、髪飾りだって、ジークリフトの目に美しく見える様に願って選んだ。その全ては、目を逸らされたこの一瞬で何も意味を持たぬ物になり消えてしまいそうだ。
(私は、彼の眼中にはないという事?……)
しかし、公衆の面前で、しかも舞踏会の会場で気持ちを表情に表すわけにはいかない。舞踏会には他の国からも沢山の人が来ている。そんな中で醜態を晒すと、何を言われるかわからない。今は、自分の気持ちよりもこの場を取り繕わなければならない。王女は悲しい気持ちを押し隠し、それでもジークリフトに微笑んだ。そして、もう一度優雅に礼をすると、さり気なくその前を離れ父と母の元へ下がっていった。
いつの間にか、大広間は人で溢れていた。フロアにも、廊下にも、テラスにも人が居る。彼等は皆舞踏会の始まりを待っていた。
そして、ラディウス王が始まりの挨拶をし、『スズラン祭り』のフィナーレを飾る八年振りの舞踏会が始まった。
早々にディオニシス王夫妻は他国の人達との挨拶のため、王女の元を離れていく。王女の周りには名乗りを上げようとする殿方が数多く居た。王女はその者達と挨拶を交わしながら、始まるとほぼ同時に大広間から姿を消したジークリフトを探した。
(きっと何かがあったのだわ。だからこの舞踏会に気が乗らないのだわ……)
姿の見えないジークリフトを探しながら、王女はそう思った。それなら、今までと態度の違う理由が説明出来る。王女は優雅に微笑んで周りの人と談笑しながらもジークリフトの事を考えていた。
(何があったのだろう……わたくしが相談に乗る事は出来るかしら……あぁ、そう、そんな事は無理ね。国の問題であればわたくしが口を出す物ではないわ)
色々な男性が王女の前に挨拶に訪れていた。目の前に彼ではない男の人が居るのを不思議に思いながら、挨拶をし王女の視線は大広間の中を彷徨う。
(あの方と過ごした時間はとても他の方とは持てない大切なもの……彼は何処?)
ジークリフトが自分との時間を大事に思ってくれているなら、大広間に戻って来たらもう一度自分から挨拶に行こう。だがジークリフトはなかなか戻っては来ない。
一度取り巻きの一人がダンスを申し込んだ。心の中はどうであれ、余程嫌でなければ受けるのが礼儀だ。王女は微笑んでその申し出を受けた。それを受けると次から次へとダンスを申し込まれるようになった。
二人目と踊る最中、いつの間にか会場に戻っていたジークリフトと目が合った。が、次の瞬間ジークリフトは目を逸らす。
その時王女は気づいた。彼との時間が大切なのは自分の思いであってジークリフトのものではない。ジークリフトとの思い出が大切なのは自分であって彼ではないのだ。ジークリフトは王女との時間を、其れ程重要だとは思っていないのかも知れない。
(ジークリフト様はわたくしを好きなわけではない……)
現実を突きつけられたように思い王女は愕然とした。
王女は自分がジークリフトに嫌われているのかもしれないと理解した。それから立て続けに三人の殿方と踊り、王女は休みを取る為に一度下がり考える。
(私は何かとてつもなく失礼な事をしてしまったのかしら……)
ジークリフトの姿を目で追いながら、王女は胸が張り裂ける思いに駆られていた。王女の視線の先のジークリフトは、にこやかに周りの客人達と話し、時にはダンスを申し込み、始終楽しそうに過ごしている。
その様子を見詰めながら前回会った時の出来事を思い起こしてみる。しかし、出会った時の驚いた顔と楽しそうに笑うジークリフトの姿しか思い浮かばなかった。二人で街を散策し、お腹が空くと街の人が良く食する揚げた肉饅頭を食べ、よく笑い色々な話をした。あの時の会話も覚えている。打ち明ける様に話したブルーナ王妃の事も、上に立つ者としての自覚も、最後に別れる時の声には出さない密やかな「また会おう」という約束も、もう遠い昔の話なのだろうか? その時のジークリフトの横顔を思い、王女はもう一度ジークリフトを見つめた。なぜ今日は今までの気さくな感じではないのか、どう考えてもわからない。
胸の疼きが何であるのか、王女は気付かぬ振りをしていた。ジークリフトが自分の事を好きでは無いのだと認めたく無い。でも現実は言葉すら交わせず、目が合っても逸らされる。
(私は……思い上がっていたんだわ……)
幾度となく、偶然に出会った事で、王女はジークリフトとの運命を感じていた自分自身を恥じた。
様々な人にダンスを申し込まれ、その度に笑顔で応え、優雅に舞いながら王女は気持ちが沈んで行く。来るんじゃなかったと思いながら、ジークリフトを目で追ってしまう自分が情けなかった。
(早々に帰ろう……もう、ここへは来るまい……)
ジークリフトの心理を知る事なく、二人は一度も言葉を交わさず「スズラン祭り」の舞踏会は幕を閉じた。
舞踏会が終わって、夕食の晩餐会が始まり、王女は必死に自分を奮い立て参加した。何も気取られてはならない。頑なにそう思った。晩餐会も恙無く終わり、王女はやっと解放されると、そのまま別館の部屋に戻り父と母の部屋を尋ねた。
「お父様、お母様、今日はとても楽しゅうございました」
ありふれた、心のない挨拶であった。ディオニシス王は、それでも満足そうに笑う。
「今日のお前の振る舞いはなかなかのものであった」
ディオニシス王は今日の舞踏会での王女の振る舞いをとても褒めてくれた。王女は静かに微笑んだ。それはそうだ、非礼のない様に……それだけを思っていたのだから。
「お二人は二、三日こちらで過ごされるのでしょう?……あの……わたくしは一足先にリングレントへ戻りたいのですが、よろしいでしょうか?」
王女の言葉に父は少し驚いたが頷いた。が、母は何かを感じたようだった。
「では、少し疲れてしまいましたので、休みます」
アリシア王妃は王女と少し話がしたいような素振りだったが、王女はにこやかにそう言い退室した。
王女は早く一人になりたかった。出来るなら、何も考えず朝まで眠っていたい。シリルに着替えを手伝ってもらいながら、泣きそうになるのを必死に堪える。
「……姫様……どうかされましたか?」
シリルは王女の様子を心配し声をかけた。
「何でもないわ……少し食べすぎてしまったみたい」
「お水をお持ちいたしましょうか?」
「……いいえ。それより早く横になりたいの」
王女の言葉にシリルは「かしこまりました、控えておりますので何かあればお呼びください」と部屋を暗くし出て行った。侍女達が部屋を暗くし出て行くと、王女は頭から布団を被った。もう誰も見ていない。
王女はベッドの中で丸まって、自分の震える肩を抱きしめ嗚咽した。頭の中からジークリフトを締め出そうとすればするほど、今までのジークリフトの語る瞳や会話の合間に見せてくれた気を許した笑顔が出て来る。硬く目を閉じても、後から後から涙が溢れて来る。
失恋の痛みとは何と辛いものか、胸の奥が締め付けられる程に痛い。それと同時に、自分がこれほどまでにジークリフトの事を好きになっていたのかと驚く。数えるほどしか会っていないのに、ジークリフトはいつの間にか王女の心の中心に位置していた。
(馬鹿な私……)
また涙が溢れて来る。
繰り返し繰り返しジークリフトの事を思い、繰り返し繰り返し涙を流し、その内に王女はいつの間にか眠りに落ちていた。
十世紀前後の舞踏会は昼間に行われていたと言います。
夜のランプも無くロウソクは恐ろしい数が必要になる為だと思われますが・・・
想像すると真昼の舞踏会って・・・雰囲気がなぁ。。。
夜の神秘性がないってのは・・・雰囲気がなぁ。。。
色々と悩みましたが、史実に乗っ取ることにしました。