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木苺の砂糖漬けと蜜蜂

最近、誤字脱字報告をしてくださる方。

本当にありがとうございます!

これからもよろしくお願いします!

心から感謝しています。


(あぁ……どうかジークリフト様が気付いていませんように……)


 そう願いながらそっと目を開けると、ジークリフトは涙で濡れた目を見開いて王女を見ていた。


「なぜここにいる……」


 それだけを言うと、ジークリフトは慌てて背を向け急いで涙を拭いた。


「私、あの、ごめんなさい……」


 王女は小さな小さな声でやっとの思い出それだけを言うが、そんな王女にジークリフトは背を向けたままで乱暴に言い放った。


「……あっちへ行ってくれ!」

「は、はいっ!」


 慌ててそう答えて背を向けると、王女は今来た園路を出口に向けて駆け出した。拒絶されたストレートな言葉に気持ちは酷く傷ついていたが、泣いている所を見られた気恥ずかしさもよく理解できた。


 出口に着くと王女は扉を開け廊下に出た。だがそこで自分が迷子である事を思い出す。


(どうしよう……このまま人が来るのを待つ方が良いのかしら、それともジークリフト様の所へ戻って迷子だという事を打ち明けた方が良いのかしら……)


 王女の中では究極の選択に思えた。一人で歩き回った廊下の寂しさを思うと不安な気持ちが大きくなる。だが、ジークリフトに言われた『あっちへ行ってくれ』の言葉は傷ついた。


 暫く王女はその場に立ち尽くし考えていたが、ガラスの向こうの緑を見ているうちに、扉を開けもう一度植物の部屋の中へ入っていった。誰もいない場所にいるより、誰かがいる場所の方が遥かに安心出来たのだ。


 さて、ここからどうしよう……中に入ったは良いが、ジークリフトの所へ行くのにはかなりの勇気が要る。園路の先を見つめ王女は何度も行ったり来たりを繰り返した。

(帰る道を聞くだけですもの)そう思って園路の先へ行きかけるものの(きっとまたあっちへ行ってくれと言われてしまうわ)と気持ちが萎えて戻ってしまう。


 どうしようかとそれを繰り返しているうちに、王女は疲れて園路を外れた草の上に座り込んでしまった。

 入ってきた時に感動を覚えた目の前の緑の植物が、今は王女に意気地なしと言っているように思えて更に気持ちが萎える。でも座り込んだまま上を見ると、ガラスの向こうに青い空と流れる雲が見えていた。


(空が綺麗に見える……)


 王女は空の青さに少し嬉しくなったが、ずっと見上げていると首が痛くなってきた。考えた末、王女はそのままコロンと寝転がる。


(こうすると楽に見る事ができるわ)


 たとえ雨が降って来てもここでは雨に濡れたりしない。風はないけれど、空気が濃くて草がフワフワして気持ち良い。


(なんて気持ちの良い場所かしら……)


 そう思うと少し気持ちが落ち着いて来た。



 

             * * * * *




 誰かが頬を突いている。王女は眉間に皺を寄せ、その手を払うと寝返りを打った。だが直ぐにまた突かれる。


(もう、やめて下さい!)


 不満に思って目を開けると、目の前に緑が見えた。ジッと見つめ(ようや)く意識がはっきりし始めると、目の前の植物が認識出来た。


(……草?)


 その瞬間、自分の状況を思い出し王女は慌てて飛び起きた。振り向くと不満顔のジークリフトが王女のすぐ側に胡坐をかいて座り込んでいる。


「あ、あの……ごめんなさい」


 王女は意味もなく謝り、ジークリフトの前に座り直した。そのジークリフトは眉間に皺を寄せ、王女を見据え動かない。


「あの……」

「ここで何をしている」


 王女は下を向いた。寝てしまうなんて、この状況になった事をどう説明すれば良いのだろう。


「ごめんなさい……寝てしまいました」

「そうだな、君は今、ここで完全に寝ていたな」

「……」

「私は君に出て行くように言った筈だが……何故ここにいる?」


 王女は兄達に叱られているような気持ちになってきた。王女は下を向いたまま小さな声になる。


「だって、外は怖かったのです」

「怖い? 何がだ、城の中に居るのに何が怖い」


 ジークリフトは不機嫌な声だ。


「だって、廊下には誰も居ないのですよ。帰り道を聞きたくて貴方に声を掛けようと戻ったのですが……あっちへ行ってくれと言われた後では勇気が持てなくて……」


 王女は顔を上げた。


「それに貴方はあっちへ行ってくれとは言いましたが、ここを出て行けとは言いませんでしたもの」


 ジークリフトは不意を突かれたような顔をした。そのまま黙って王女を見ていたが、また眉間に皺が寄る。


「……君は迷子なのか?」

「そうです。やっと外へ出ることが出来ると思ったら、ここは室内でした。ほんの少しだけ休ませて頂こうと思っただけなのです。でも、貴方はあっちへ行ってくれと言いましたし、わたし帰り道はわかりませんし……どうして良いのかわからなくて、座り込んでいたら、いつの間にか寝てしまって……」


 情けなくて涙が出そうになる。だがジークリフトが困ったような顔になっている。


「ここへ来たのは偶然なのか?」

「えぇ、そうです」


 なぜそんな事を聞くのだろうと不思議に思いながら、王女は素直な視線を向ける。それに対しジークリフトは少し目線を落とし、尚も複雑な顔つきになった。

 王女がそのままジークリフトを見ていると、顔を(しか)めるジークリフトと目があった。その途端ジークリフトはフイッと顔を逸らせる。ジークリフトは腕を組んで胡座をかき不機嫌なまま黙り込んでいる。


 王女は小さく溜息をついた。


「……帰り道を教えてくだされば……一人で帰ります」


 王女は小さな声でそう言うと、下向き加減にジークリフトを探るように見た。


「ここから君の泊まる館までは複雑に入り組んでいる……」


 ジークリフトは横を向いたままそれだけを言うと、また黙り込んだ。


「ではわたし一人では帰れないのでしょうか?」


 王女が言うとジークリフトはチラリと王女を見た。


五月蝿(うるさ)いな……今考えている」

「はぁ……」


 素直に連れて行ってくれたら早いのに……そう思わずには居られないが、帰る道のりを、この不機嫌な人と歩くのは何だか気が引ける。王女は外方(そっぽ)を向くジークリフトを見ながら(考えてくれているなら答えが出るまで待てば良い)と思って天井の向こうの青い空を仰ぎ見た。


 そうしてまたコロンと横になる。

 その途端ギョッとしたようにジークリフトがこちらを見た。


「また寝るのか?」

「だって考えて下さるのでしょう? 答えが出るまで樹木や空を見ています」

「見るだけなら寝転がらなくても良いだろう」

「考えて下さるのに時間がかかるのでしたら、見上げるより寝転んだ方が楽ですもの」


 のほほんとした答えを聞いたジークリフトは深く大きな溜息をついた。


「ここの樹木は大きく育っているのですね。まるで外と同じで驚いてしまいました。ここが建物の中だなんて信じられませんね」


 王女の話に返事はしないが、ジークリフトも樹木を仰ぎ見た。


「わたし、この場所がとても好きです」

「……ここは体の弱い母の為に、父が作った温室だ……」


 ジークリフトが初めてまともに返事をした。


「そうだったのですか……」


 樹木はラディウス王の想いを受けて、大きく両腕を広げるように育っていた。柔らかな木漏れ日は日差しを優しく遮り、居心地の良い空間を作り出している。ブルーナ王妃もこの場所で気持ちよく過ごしたに違いない。


「お二人共お優しい方なのですね」


 その言葉にジークリフトが身じろぎした。


「昨日、母に聞いたのです。母はブルーナ様の事がとても好きだったんですって……生涯の友だと教えてくれました」

「……」


 ジークリフトは暫く何も言わなかったがポケットを探り、ハンカチで包んだ何かを取り出した。


「ここへ来る前に母の侍女が持たせてくれた……君にやる」


 王女は起き上がってその包みを受け取り、中を開けた瞬間、瞳が輝いた。そこには赤い木苺を砂糖で覆った砂糖漬けが幾つか入っていた。


「木苺の砂糖漬けですね! いただいても良いのですか?」


 ジークリフトは小さく頷く。王女は一つ摘むと口に入れた。甘い砂糖の味の後、甘酸っぱい果実の味が口に広がる。


「美味しいです!」


 王女は思わず頰が緩み、ジークリフトに笑いかけた。ジークリフトの表情が先程より穏やかになったように見える。

 そう感じた王女は手のひらのハンカチの中から一番大きな木苺の砂糖漬けを取ると、ジークリフトに向けて差し出した。


「……君にあげたんだ」

「美味しいものは分けて食べると二倍に美味しくなるのだそうです。母がそう言いました」


 ジークリフトは王女の差し出す木苺の砂糖漬けを見つめた。


「……私の母も同じような事を言っていた」


 ジークリフトは王女の顔をチラリと見た後、気まずそうにしながらも手のひらを差し出した。王女はニコッと笑うとその手のひらに木苺の砂糖漬けを乗せる。ジークリフトは暫くそれを見つめ、(おもむろ)に口の中へ運んだ。


「美味しいですね」

「あぁ……」


 ジークリフトはそのまま空を見上げた。その眼の端に涙の粒が見える。流れないように我慢しているその姿に王女はハンカチの中の木苺の砂糖漬けをもうひとつ取った。


「はい、これもどうぞ」

「……」


 ジークリフトは横目で見た後、手だけを王女に差し出した。その手に木苺を乗せるとジークリフトは今度は直ぐに口に入れた。


「この木苺の砂糖漬けは母が好きだったんだ」

「わたしも好きです」


 王女がもう少し話そうとジークリフトを見た時、耳元で小さな羽音がした。次の瞬間、蜂が王女の側を通って行く。


「いやっ! 蜂!」


 驚いた王女は弾けるように跳びのき、ジークリフトの胸にしがみ付いた。一度蜂に刺された事のある王女は、それからと言うもの一番苦手な虫になってしまっていたのだ。


「お、おい!」


 驚いたのはジークリフトも同じだった。突然王女が自分に飛びついて来たのだから。


「わたし、刺された事があるのです! とっても痛かったの! 蜂は嫌い!」


 身を縮める王女を剥がす事が出来ず、暫く抜け出そうと身を捩っていたがそれも叶わず、ジークリフトはしがみ付く少女の背中を恐る恐る叩いた。


「大丈夫だ、スズメバチではない。今のは蜜蜂だ」


 宥めるように背中を優しく叩きながらジークリフトは言葉を続けた。


「蜜蜂は、悪戯をしたり縄張りを荒らしたりしない限り刺しはしない……ほら、もう行ってしまった」 


 ジークリフトの声に怖々(こわごわ)とその胸の中から頭を起こし、王女はジークリフトの顔を見上げた。


「本当ですか? もういませんか?」

「あぁ、ほら見回してみろ。いないだろう?」


 確かに辺りに羽音は無くなっている。王女は少しホッとした。


「何もしないと蜜蜂は花の蜜を拾って自分の巣に帰るだけだ」


 ジークリフトが少しだけ笑顔になった。緊張が解れたのだろう。その途端王女はジークリフトにしがみ付いたままなのに気付き慌てて離れた。


「か、重ね重ね申し訳ありません」


 母に習った丁寧な挨拶をして、王女は顔を赤くした。その姿にジークリフトがまた少し笑う。


「君って変だな」

「……わたし変ですか?」

「あぁ、大胆かと思えば気が小さいし、何も考えていないかと思えば人をよく見ているようにも思う……とても変な人だ」


 とても褒められているようには思えないが、ジークリフトの顔が穏やかになっていた。王女は複雑な気持ちだったがどう反応して良いのか分からない。


「君は知らないのかもしれないが、蜜蜂は偉いんだぞ」


 ジークリフトの言葉に王女は眉間に皺を寄せた。


「……そんな顔をするな、植物が実を付けるためには虫の力が不可欠なんだ。その中でも蜜蜂は断トツに役に立っている。君だって蜂蜜を食べるだろう?」

「はい、頂きます。宮廷料理人のミュストの作るはちみつケーキがとても美味しいの」


 ジークリフトは頷いた。


「そう、彼等は自分達のために蜜を集めるだけではなく、私達にも分けてくれて、花や樹木のためにも働いているんだ。あんな小さな身体で……偉いと思わないか?」


 王女は今まで考えたことのない事を言われ、少し驚いた。言われて初めて蜜蜂が少し偉いのだと思えた。足元の草花や木立の間に見える花を、王女は蜜蜂の姿を探しながら見た。おっかなびっくりで、まだ半信半疑ではあるが。


「わたしずっと蜂はただ怖いものだと思っていました……」

「スズメバチは私も怖い。だが蜜蜂は体は小さいが働き者で、人や植物のためにもなっている」


 気が付けば、あんなに不機嫌だったジークリフトがよく話すようになっている。王女は少し嬉しくなった。  


「君の母上と私の母は、蜜蜂と植物のようにお互い無くてはならない存在だったと聞いている……君の母上にはとても世話になった……感謝している」


 ジークリフトは涼やかな瞳を真っ直ぐに王女に向けた。


「アリシア王妃に、ありがとうと伝えて欲しい」

「はい、承知いたしました」


 会話が止まった。でも嫌な空気ではない。お互いに素直な気持ちになっているのが伝わって来た。

 無くてはならない存在とは、昨夜聞いたブルーナ王妃との思い出以上の絆があったのかもしれない。王女は漠然と自分にもそのような存在が出来るのだろうかと考えた。


「さて、迷子を送らなくてはならないな」

「あ、連れて行って下さるのですか?」


 王女は少し驚いてジークリフトを見た。先程までは意地でも連れて行ってはやらないという空気感が出ていたが、今はそれも無い。


「仕方ないだろう。館までの道の説明が難しいのだ。説明した所で君が理解出来るとは思えないし……」


 ジークリフトがまた少し不機嫌な表情になりそうなのを止めようと、王女は慌ててニコニコっと笑った。


「ジークリフト様が連れて行って下さるなら安心です」


 その言葉にジークリフトは苦笑した。


「また何処か途中で寝られては敵わないからな」

「あ、あれは……あなたが怒っていたから帰り道を聞くに聞けなかったからだと説明したではないですか」

「それでも寝ていた事に変わりはないだろう」


 王女は真っ赤になりながらジークリフトを睨む。ジークリフトは王女と目が合うとクスクスと笑った。

 その姿を見ながら王女は心の底からホッとした。帰り道、不機嫌のままでいられるとどうしようもなかっただろう。


「わたし、国に帰ったら蜜蜂の勉強をします。貴方のように詳しくなりますわ」

「別に私は詳しいわけではない。私の知識など常識の範囲だ」


 ジークリフト王子はそのまま先に立つと歩き出した。


「こっちだ」


 植物園を出るとジークリフトは王女の少し前をゆっくりと歩いてくれた。


「本当は……初めに君が来た時、私は誰かの差し金だと思ったんだ」

「差し金?」

「あぁ、皆私を腫れ物に触るように接する……説明が難しいが……母の事は覚悟をしていた。ずっと伏せていたからな……もちろん寂しい、だが覚悟はあった」


 ジークリフトが言葉を止め、溜息をついた。


「誰かが私を慰めてやれと君をよこしたのかと思って、何故だか無性に腹が立った」

「わたし誰にも何も言われていませんよ」

「今はそうではないと分かっている」


 そしてチラリと王女を見た。


「任務を負った者は、あの様に寝はしないだろう?」

「またそれを言うのですか?」


 王女は頬を膨らませた。


「貴方はカイル兄様と同じです」

「君の兄上か?」

「はい、下の兄です。時々とても意地悪になるのです」

「それはそれは、私はカイル殿と気が合いそうだな」


 ジークリフトはニヤリと笑った。

 二人は色々な事を話しながら歩いた。 

 王女は付かず離れずジークリフトの半歩後を着いて行きながら、今通っている道が、さっき自分が通った道かどうかもわからない。長い廊下を歩き、幾つかの角を曲がり、不意に先をいくジークリフトが足を止めた。そして王女を振り向く。


「ほら、あそこが君の泊まっている館だ」


 ジークリフトの指す方に、見覚えのある館が建っていた。王女の立っている回廊の場所を出て、そのまま真っ直ぐに歩いていけそうだ。

 王女はホッとして、ジークリフトを見た。


「ここまでくれば、さすがに迷う事はないだろう?」

「はい」


 頷く王女を見ながらジークリフトは少しだけ見詰めた。


「……じゃあ、またいつか」


 そして、彼は踵を返すと今きた道を戻って行く。


「ありがとうございます!」


 王女が慌ててその後ろ姿に声をかけると、ジークリフトは少し振り向いて手を上げた。


「礼を言うのは私の方だ、君のおかげで母との約束が果たせそうだ。ありがとう!」


 そして、少しだけ口の端を上げて笑うと走って行ってしまった。

 王女は自分の失態が恥ずかしかったが、お礼を言われた事は嬉しかった。それに沢山ジークリフトと話せた事も……。少し意地悪だけど、仲良くなれた気がした。


「約束って何かしら……」


 ジークリフトとブルーナ王妃の約束の内容はわからないが、彼は最後に少しだけ笑ってくれた。なんだか、それがとても嬉しかった。



いつも読んでくれている方がメッセージを下さるので、書く原動力になっています。

有難くて有難くて……本当にありがとう!

彼女以外の読んでくださる方々にも心から感謝します。


まだ色々とこのサイトの使い方がわからなくて、彼女の助言を聞きながら奮闘中ですが、最後まで書き切ろうと誓いました。

決意表明ですね( ̄▽ ̄)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 読みにくるのが久々になり、申し訳ないね。 きゅんとする展開でとても面白かったです。 [一言] 無理のない程度で更新していってね
[良い点] ふわりとした良い雰囲気、そして植物園の構造。そのあたりが伝わってとても心地よい気分になりました。 [一言] なんというか、二人の会話を見ているとどうも兄妹のような感じがしますね。そういう伏…
[一言] ジークリフト王子、とっつきづらい人なのかなのかと思ってたら、意外といい人ですね。 読んでる私も本当に迷子になったような、場内の描写を読んでると相当入り組んでるのかなぁと思っちゃいますね。
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