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使徒の鍛冶師  作者: イルカ
第1章 一節 始まりの出会い
8/9

8話 秘密の計画

(改)の所に話を追加してるので見てもらえると嬉しいです。

見なくても問題ありません


次の話を投稿したら(改)を消そうと思います

神殿の一室でソワソワしている女性がいた

[そろそろ来るかしら?]


「ミワさん、落ち着きましょうよ。さっきからソワソワし過ぎです。」


楽しみなのは分かるけど、もうちょっと落ち着いてもいいと思うんだけどな


[それは、そうなんだけど会うの三ヶ月ぶりだし、前はライルとあまり一緒に居てあげられなかった分今回は一緒に屋台を回ってあげようと思うのよ。]


「そうだったんですか、家族と天祭楽しんできてください。」


羨ましいです、わたしは神殿の外に出られないから・・・


[そんなに寂しそうにしないの。レナちゃんも一緒に屋台を回るのよ。]


「えっ?」


レナは何を言われたのか理解できないという顔をして、固まった


[何、どうしたの?・・・レナちゃん?]


「 どうしたの? じゃないですよ。わたしは祝福を完全に受けるまで神殿から出られないんですよ。ミワさんも知っているはずです!からかわないでください!!」


レナが怒って頬を膨らませてこっちを睨んでくるのを見てマズイと思ったのかミワは慌てた

[そ、そんなことないわよ私は本気よ。レナちゃん落ち着いて。]


「そんなこと、巫女様や大神官様が許しません。ミワさんもわかってるでしょ。」


[わかってるわ。でも今日は巫女様は会議でいないし、大神官様ならこれを使えば誤魔化せるわ。]


そう言ってポケットの中から出したのはサイズは小さいがレナそっくりの人形だった


「なっ、なんですかそれは!」


[まあ、いいじゃない。気にしないの!]


”は〜〜”

「ミワさん、いくらそっくりでも人形では誤魔化せませんよ。」


[何よそのあきれた顔は!レナちゃん私をバカにしてるでしょ。いくら何でもこれだけで誤魔化せるとは思ってないわ。]


[じゃあどうやって誤魔化すつもりなんですか、というか、その人形はなんなんですか!]


[やっぱり気になる?この人形は私が作ったのよ、ここまで作り込むのに二日かかったわ。まあそれはどうでもいいのよ。

具体的に誤魔化す方法を言うとね


・人形に巨大化の魔法を掛けてベットに寝かせる

・私が持ってきた録音の守り石にレナちゃんの呻き声と私の心配する声を入れておく

・大神官様にレナちゃんの体調が悪いと伝えて私が看病すると伝える

・部屋に私がいるように見せた幻影の魔法をかける


これでいけるわ!]


「たしかにそれなら大丈夫かもしれませんけど、もしバレたら・・・」


不安そうにレナはミワを見つめてくる


[そんなに心配しないの。こんなチャンスはそんなにないし、天祭行きたいんでしょう。

それに・・・、レナちゃんと一緒に居られるのはあと一年半しかないから楽しい思い出いっぱい作っておきたいの。]


「そうですね、天祭行きましょう。」

あと一年半たってわたしが12歳になったら巫女様と一緒に修行しだすから、ミワさんとお別れなんだ

さみしいな・・・


[全く会えなくなるわけじゃ無いんだから落ち込まないで、今は天祭のこと考えましょう。天祭にはいろんな屋台が出てるのよ。]


「そうですね、せっかくのお祭りですもんね。ところで天祭にはどんな屋台があるんですか?」


[そうね〜、食べ物系が多いわね。お菓子、串焼き、麺類とかかな。次に射的(銃ではなく弓でやる)にクジなどの遊び系、使わなくなった物とか変わったもの、掘り出し物とかいろいろ売ってる出店が多いかな。]


「わ〜凄いです、いろいろあるんですね。」


[どんな所回りたいか考えておいてね、私は準備してくるから]

やっと楽しそうな顔になったわね、やっぱり子供は笑ってないと


「どんな屋台があるのか楽しみです。食べ物もいいけど遊びもいいな」


[息子も一緒にくるから仲良くしてあげてね。]


「はい!わかってます。」

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