2話 神匠の鍛冶師の伝承
バタバタバタ
〔おかあさん〜早く昨日の続き読んでよ‼︎〕
[はいはい慌てないの、本は逃げないわよ。]
〔おかあさん、読んで!〕
[わかってます。それじゃあ読むわね。
使徒様が生まれてから・・・・
ーーーーー神匠の鍛冶師ーーーーーーーーーーーー
使徒様が生まれてから数百年がたちこの世界において五代目となる使徒様が生まれました。
この頃の使徒様は女神様からの使命のほかにも祝福があることもあって技術と文化の伝道師としても活動していました。
ある時、エルフの使徒様は女神様からの予言に従って旅に出ることになりました。
使徒様は予言された人と旅に出ないといけません。
なのに幼馴染みの青年は勝手にコッソリとついてきて旅に加わって来ました。
ーこの青年が後の世で”神匠の鍛冶師”と呼ばれることになります。ー
使徒様は反対しました。
何故なら予言は最善の道を示す物であり、予言に無い者が旅に加わった時その者は例外無く死んでしまっていたからです。
使徒様は幼馴染みの青年に死んでほしくなかったのです。
使徒様に反対された青年は使徒様に
〈予言なんて問題無い、俺は死なないからな!断られても勝手に付いてくぞ。〉
そう言い放ちました。
使徒様は幼馴染みの青年の頑固な性格を知っていましたので一人で勝手に付いてこられるよりもましだろうと思い、渋々旅の仲間に加えました。
こうして後の世で言う”救世の旅”が始まりました。
使徒様と青年は世界を巡り・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・そして聖剣が世界生まれたのです。
そして使徒様と青年は⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️。
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あっ!あの本、
〔おかあさんトイレ行ってくる。〕
[んっ、あ!汚れて字が滲んでるじゃない!本の上で飲み物飲んじゃダメって言ったでしょ。あの子逃げたわねー(怒)]