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第二十八話 不穏な影
翌朝、オアシスを発った一行の背後に、黒い鳥の影が舞った。
普通の鳥ではない。羽ばたくたびに砂が黒く染まっていく。
「……偵察か」リオンが剣に手をかける。
「魔王軍の……?」ミレイユが息を呑む。
ザルドはため息をついた。
「またかよ。俺、マジで観光どころか休暇もなし?」
フィンが肩をすくめる。
「まぁ有名人だからな。世界中にバレてんだろ」
黒い鳥は空高く舞い上がり、東の地平線へと飛び去っていった。
その先には、魔王軍の拠点が待ち受けている。
作:ChatGPT5




