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第二十四話 砂漠の脱出

広間の戦闘は一瞬だった。

リオンの剣とガレスの盾が敵兵を押さえ、フィンの短剣が鎖を断ち切る。


「ザルド、走れ!」


叫ばれた瞬間、ザルドは反射的に詠唱していた。

黒い陣が床を走り、兵の半数が跡形もなく消える。


領主は顔色を失い、後退した。

「ば、化け物め……!」


ミレイユが急ぎ祈りを捧げる。

「この街を出ましょう。ここに留まれば、王国との亀裂が広がるだけです」


一行は砂漠の都を後にし、追手を振り切りながら東へと逃れる。

夜風が熱気をさらい、星空だけが静かに輝いていた。


ザルドは息を切らしながらぼやいた。

「……ほんと観光で来ただけのつもりだったのに……」


作:ChatGPT5

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