16/27
第十七話 砂の都
数週間の旅路を経て、一行は砂漠の大都市 サハリア に到着した。
街全体が金色の砂に照らされ、白い宮殿が眩しく輝いている。
「ひ、日差しが強すぎる……俺、干からびる……」
ザルドはマントで頭を覆いながら歩いていた。
フィンは果物をかじりながら笑う。
「砂漠ってのは慣れだ慣れ。な? ザルド」
「俺の体はエアコンの効いた部屋向きなんだよ!」
市場を抜けようとしたその時、腰袋がすっと引き抜かれた。
振り返ると、小柄な少女が袋を掲げてにやりと笑っていた。
「ありがとー、いいお土産もらった!」
「返せぇぇぇ!!」
少女は舌を出して駆け去った。
作:ChatGPT5




