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第十六話 次なる旅路へ
翌朝。勇者一行は王都を後にした。
行き先は東の砂漠――灼熱と幻影の土地。
「寒い場所から今度は暑い場所かよ! 俺の体力もたねぇって!」
「いいじゃん、野菜はよく育つぞ」フィンが笑いながら答える。
「俺は農家に戻る予定ないんだよぉぉ!」
旅路の途中、商人の一団とすれ違った。
彼らの噂話が耳に入る。
「聞いたか? “虚空の詠唱者”って奴が現れたらしいぞ」
「国によっちゃ討伐対象らしいぜ……」
ザルドは青ざめた。
「……俺、もはや人間扱いされてない……」
だがリオンは馬を進めながら、冷静に言った。
「恐れられるのも当然だ。だが、その力が必要だと知っている者もいる」
ザルドは心の奥で呻いた。
――(ほんと頼むから、俺の平凡な人生返してくれ……)
こうして勇者一行は次なる舞台、砂漠の地へと足を踏み入れていった。
作:ChatGPT5




