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第十五話 勇者一行の決意
宿舎に戻ったザルドはベッドに倒れ込み、天井を見上げながら愚痴をこぼした。
「……なんで俺だけ命狙われんだよ……」
フィンが椅子に座り、干し肉をかじりながら言う。
「そりゃ目立ちすぎたからな。存在消すとか、誰だってビビるだろ」
ガレスは腕を組み、真剣な表情で言葉を続けた。
「だが、お前の力がなければ氷壁は越えられなかったのも事実だ。仲間として守る」
ミレイユも祈りを終えて立ち上がる。
「……あなたがどんな存在でも、共に進むと決めました」
ザルドは目を丸くする。
「お、お前ら……」
そこにリオンが入ってきて、短く言った。
「次の目的地は東の砂漠地帯。魔王軍の動きがある」
そして真剣にザルドを見据える。
「生き残るために、お前自身も覚悟を決めろ」
ザルドは大きくため息をついた。
「……ほんっと、帰りたい……」
作:ChatGPT5




