12/27
第十三話 王都の陰謀
王都。玉座の間では既に密談が始まっていた。
「……“虚空の詠唱者”が現れた、か」
「勇者リオンと行動を共にしているらしいですが……」
「利用できるなら利用する。だが、制御不能なら――排除だ」
陰で糸を引くのは宰相だった。
彼にとってザルドは“希望”ではなく“危険な爆弾”でしかない。
一方その頃、ザルド本人は宿舎でくしゃみをしていた。
「へっくし! ……あー、なんか悪口言われてる気がする……」
フィンが笑う。「まぁ実際お前、王都の貴族からしたら爆弾だろ」
「爆弾って言うな! 俺は平和主義の村人だ!」
だが裏で本当に「排除計画」が進んでいるとは、このときまだ誰も知らなかった。
作:ChatGPT5




