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最後かもしれないのです。ですので、ご挨拶なのです。

作者: そらまめ

 本当に今日が最後かもしれないのです。だから、さまざまなことを話しておきたいんだ。話せることを少しでも。


 別に死にたいと言っているわけではないのです。ただ実際、辛いことが多くて。有名な団長さんが仰っていたことを思い出したのです。「人は死ぬ」と、ええ、その通りだと思うのです。


 私は「人は死ぬ、遅くても早くても、仮に自ら苦しさからの解放を選んでも、選ばなくても、人は死ぬ」これは本当に嘘偽りのない気持ちなのです。


 だから話しておきたいのです。精一杯生きたかもしれない話を、どうせ、死にたくなくても、この小説が読めるぐらいの人は多分100年後ぐらいには死んでいるはずなのです。


 だから正直に話したいし、話しておきたいのです。はい、本当ですよ。今を生きるのには、私に取って今は辛すぎる。だから


 生きた証をほんの少しでも残したくて、といったら、嘘なのかもしれない本当なのかもしれない。正直に言えば、どちらでも良いのです。


 思ったことを伝えておきたい、そう思ったのです。せっかくですから、話しておきたい。進んで死にたいわけでもないのです。


 ただ、ノリノリで生きたいかと、言ったらそうでもないのです。極端な考えもしれないのです。そこはもちろん認めるのです。だから、思いっきり好きなように生きてやろうと思ったのです。どうせ死んじゃうんだから、と思ってしまったのです。


 我慢するのも精神衛生上良くないと思うのです。ので小説を書いてみようと、ちょっと恥ずかしいと思いつつも、キーボードを打つのです。


 そんな風に秋の夜更けにキーボードを打つのです。ごめんなさい、嘘を書きました。正直言えば、秋に朝にこれを書いているし、そろそろ書き終わりそうなのです。

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