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どうやら俺は異世界で聖女様になったようです  作者: 蓑虫
第二章 貿易都市と猫耳少女
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十七話:奇襲失敗

「それにしてもホントノーヴェさんもロナルドさんもエイミィも凄いですよね。僕の出番ほぼ無いですよ」



 私ある依頼を完遂させた後、目の前でルークが

 そう言う。私達がルークとの初めての依頼……つまりスライム奇行種討伐を受けてから約一月。順調に依頼をこなし、そこそこ噂になってきた。「美女と美幼女と美少年と怪しい男のパーティー」として。


 ……。うん、ロナルド正体知られると面倒だからって常にフードかぶってるから仕方ないとは言え酷い言われようね。

 でも、多分だけどこの噂は間違っている所が一つある。

 それは美少()のところ。おそらく美少()が正しい。


 私はこの一月で一つの仮説をたてた。それはルークが女の子であると言うこと。もっと言えばたまに会うルーシーではないか、と言うこと。


 理由は三つ。

 一つ目は常に帽子をかぶっている事。

 外出する時はともかく食事の時や宿の部屋に居るときもかぶっているのは何かを隠しているとしか考えられない。昔負った傷という可能性も無くは無いけど多分髪の毛を隠しているのだと思う。

 

 二つ目はルークとルーシーの共通点が多い事。

 ルークとルーシーは同じ銀髪碧眼。顔も似ているというか瓜二つ。正直何でノーヴェが気づかないのか分からない。まあノーヴェだし仕方ないか。

 そしてノーヴェとルークの泊まる宿屋にいつもルーシーが居る。にもかかわらずルークとルーシーを同時に見たことが無い。


 三つ目は一ヶ月前、彼女との最初の依頼、スライム奇行種討伐の際のスライムとルークの反応。

 彼女が本当に男の子だったら最初触った後スライムは離れるだろうし、彼女もあんなに悶えないだろう。


 私の中ではルーク……いやルーシーが女の子であることは間違いない事実。


 彼女の不審な点は他にもある。

 彼女は記憶喪失と言っていたけど、それにしてはスライムの特徴を知っていたり字の読み書きが出来るなど矛盾している事が多い。

 そもそもまだザッカニアの識字率は決して高くない。字の読み書きが出来るということはそこそこの教育を受けているという事になる。私はロナルドの弟子になって教えてもらうまで出来なかったし。


 そして彼女の着ていた服は中々の高級品だ。ルークの時の男物の服も、ルーシーの時のローブも。

 多分……彼女は貴族か何かのご令嬢。何故お供もつけず旅をしているのかははっきりとは分からないけど大方家が没落したか後継者争いから逃げてきたか、もしくは単純な家出かだろう。男の子のふりをしているのはどこかのご令嬢だとバレないように、といったところが妥当かな。記憶喪失のふりは常識知らずのお嬢様がつじつまの合わない事をごまかすためでしょうね。


 まあ彼女が隠したいならわざわざ指摘しない方が良いのかもしれないけど……それでもやっぱり確認すべきかな?彼女も男の子の演技をするより素でいる方が楽だろうし。


 そう思うけど言い出すタイミングが掴めなくて一ヶ月経ってしまった。言いづらい……けど言わなきゃ。女の子の心の機微を男であるロナルドに分かれって言うのは酷だし、ノーヴェはアレだし、私しか居ないのだから。



「ねぇ、ルーク」

「? 何?」

「ちょっと聞きたい事があるの。……あ、ノーヴェとロナルドも聞いておいて」



 ルーシーと内緒の話かと思ったのか距離をとろうとしたノーヴェとロナルドを引き留める。

 二人ともルーシーが女の子だと知っても態度を変えるとは思えないし、私一人だけ知っていても意味がない。

 外出時はともかく私達だけの時はルーシーが気楽でいられるようにするには二人の協力も必要だろう。



「ルーク……いえ、ルーシー。あなた女の子でしょ」

「っ!」



 探りあいなんて必要無い。回りくどい言い方はせず直接核心に触れる。

 すると彼女は目を見開き絶句する。その後恐る恐る聞き返してきた。



「……何でそう思うの?」



 その質問では認めたのと同じようなものだ。だけどそう聞いてくるのは動揺の表れだろう。

 ロナルドは思うところがあるのか軽くうなずいており、ノーヴェは「え、ルークが女の子でルーシーだって?どういう事だい?」と混乱。



「色々あるけど、一番は私達の最初の依頼の時のあなたとあの変態スライムの反応。男の子にしては違和感があった」



 それを聞いてルーシーは黙りこみ、涙目になった。



「あ、大丈夫。この事を他言する気は無いから、安心して」



 そうフォローを入れるが彼女は俯いたまま小さく震えている。やば、指摘しない方が良かったかな……?


 そんな風に思い始めた時、突然ルーシーは私達に背を向け走り出した。

 慌てて追いかけるが不意をつかれて出遅れた事と急に彼女のスピードが上がった事で彼女を見失ってしまった。



 ◇



 走る走る走る。

 後ろを見ずにひたすら走る。

 途中で自らにブーストをかけて更に走る。


 そこでふと我に帰る。

 俺は何で逃げているんだ?

 騙していた事の罪悪感?これから女の子として扱われるのが嫌だったから?それとも売られそうになったトラウマから?


 理由は分からない。気づいたら体が勝手に動いていた。


 今さら引き返せない。そのまま逃げるように走る。河を渡り、森の中を時々よろめきながらも走る。

 

 そして森の奥、湖のほとりで息をつく。

 ……もう彼らとは一緒にいられないかな。突然逃げ出しちゃったし、これからは一人で生きていく事になるのかな。この俺のもといた世界とはまるで異なる世界で。


 幸い身を守る術はある。教えてもらったものが。

 俺って最低だな。沢山の恩がある人たちに恩を返さず逃げ出したした。持っているレイピアも革鎧ももらったもの。これらの料金も宿代も返してない。


 戻って謝れば解決するのだろう。エイミィによれば一ヶ月前から俺が女の子だと分かっていたんだ。それでも態度を変えないで接してくれていたんだし。


 でも今から戻るのも気まずい。こんな身勝手な感情で彼らを裏切るんだもんな。……本当に最低だ。


 しばらくその場で座り込みボーッとしていたが、ふと違和感を感じる。

 人の気配がするのだ。

 勿論森の奥とはいえ冒険者がくる事はある。むしろ狩る獣が沢山いるから実力のある人はこの辺りを狩場としている事も多い。


 だけどこの気配は異常なところは、その数がおかしいところだ。

 おそらくだが……数百人はいる。

 普通パーティーは多くても十人程度。あまり多すぎると一人分の報酬が少なくなるし一つのターゲットを大人数で狙うとそれぞれが邪魔になることがあるからだ。

 更にそれほど多くの人がいるならこんなに静かなのはおかしい。気配を察知するまでもなく音で気づくハズだ。


 俺は気になって気配のする方へ忍び足で向かう。そして体を低くして木の陰から覗きこむ。

 そこにいたのはしっかり鎧を着込み、それぞれが槍や剣を持った完全武装の軍隊。と言えば聞こえは良いだろうけど実際には安物っぽい武具を身につけた人々。


 彼らは見つからないように静かに俺が来た方向、つまりハルメラに向け歩みを進めている。

 その様子を見ても動きはバラバラで、鍛えられた軍隊という感じはまるで無い。適当に寄せ集めた烏合の衆に見える。


 だがそれぞれが武器を持つ数百の人々が見つからないように街に向かっているという事。今のこの世界の情勢を思えば考えるまでもなく彼らが何者で何をしに来たのか分かる。


 ──多分、ザッカニアと戦争中の隣国ノーベラルの軍隊。統率がされてないのは徴兵令か何かで強引に集めた兵だから。

 そして彼らの目的は、ハルメラの街を奇襲する事。


 そう思い立ったとたん身勝手にも俺の方から離れたロナルドさんとノーヴェさん、エイミィの顔が浮かぶ。彼らの実力がいかに優れているとはいえ油断している時に数の暴力に奇襲されたら……。


 さっきまで悩んでいた事や一人で生きていく決意などを全て忘れ去りこの事を伝えに行こうと振り返ったところで、


 パキッ!


 足元の木の枝を踏み、そこまで大きい訳では無いが静かなこの辺りに確かに響く音がなる。


 当然軍隊はとっさにこちらを向き、俺の姿を視界におさめた。

 ……奇襲部隊が奇襲前に現地人に目撃されたらどうするか?

 答えはすぐに出る。


 ──目撃者が伝えに行く前に、速やかに抹殺せよ。


 ノーベラルの兵たちは俺を殺し口封じをすべくこっちに向かってくる。大人数に明確な殺意を向けられるという初めて体験する恐怖に、俺はただ逃げる事しか考えられなかった。


 さっき走った道を逆走する。身の危険を感じた際は魔法で相手を蹴散らせば良いと思っていたけど、そんな事は思い付かなかった。自らにブーストはしたが他の魔法を使うことなくただひたすら逃げる。


 走って走って走って逃げて。

 後ろを確認する余裕などなく、無我夢中で森を抜け、橋を渡っている途中。俺の横を前から来た一本の黒い影が通り抜けた。


 それに一瞬遅れて首筋に生暖かい液体が飛んできた。

 とっさに後ろを振り向くと、胸に矢を突き刺した兵が一人。そのまま動かなくなり倒れ、河に落ちて流されていく。


 兵の胸に刺さっていた矢には見覚えがある。

 前に視線を向けると予想通り、弓を構えたノーヴェさんが立っていた。


 再び矢が放たれ一人の先頭にいた兵を貫通する。対人用ではないその矢は容赦なく一撃で致命傷を負わせ、彼らの命を刈り取っていく。


 そして駆け寄ってきたロナルドさんが俺と兵の間に立ち双剣を構え、エイミィは俺の手を引きノーヴェさんのいる岸に降りる。



「援軍か?くそっ!なんとしてでもこいつらを殺せ!さもないと……俺らがバウアー様に殺されるぞ!」



 兵の一人がロナルドさんたちを見て叫ぶ。その目は恐怖と狂気の色に染まっていた。

 兵たちはそれを聞いてロナルドさんに襲いかかる。だが橋の上という狭い範囲では数の利を生かせず二人で一斉にかかるのが限界。そしてロナルドさん(達人)に対し中途半端な実力の兵が二人がかり程度では相手にならない。

 一刀の元に切り捨てられ死体は河に沈む。それを見て尚も突っ込んで来るが軽くあしらわれる。


 圧倒的だった。数では一対数百。ロナルドさんが不利という言葉では言い表せないほど絶望的。だがその技量で数の差を補って余りあった


 しかしそれでも。ロナルドさんは人間だ。体力にも

 集中力にも限界がある。

 いつそれが訪れるか分からない。

 故に



「ルーク、いやルーシーだっけ。あいつらを魔法で蹴散らせないかい?」



 ノーヴェさんが矢を放ちながらロナルドさんを援護するために俺の力を求める。

 その判断は非常に合理的。剣士であるエイミィは狭い橋の上では援護に入っても邪魔になるだけ。遠距離からの支援を出来る俺に指示するのが一番だ。それに俺の魔法ならロナルドさんを傷つけずあの軍の人間を一人残さず葬り去る事が出来る。


 だが。いやだからこそ俺は魔法を撃つことが出来なかった。

 甘いと言われるかもしれないが、自らの手で人の命を奪うのが怖い。今までは倒すのが人には似ても似つかないような獣だから遠慮なくやれたが……人間を殺すなんて無理だ。


 更に悪い事に軍隊の中にまだ小さな男の子が震えながら剣を構えているのを見つけてしまった。魔法で体がバラバラに散らばった人々を想像し、思わず体が震える。



「ノーヴェ!ここは俺に任せて先に行け!」



 ロナルドさんがこちらを見ずに敵の一人の胸に右手の剣を突き立てながら叫んだ。

 もうロナルドさんに突っ込む兵は居なくなっており、悔しそうに向こう岸で睨み付けている。



「でも……」

「いいから行け!」

「っ!」



 ノーヴェさんが反論しようとするのを無理矢理遮る。



「化け物め……魔力が勿体無いが仕方ない、魔法準備!」



 軍の後ろの方にいた男がそう言うと共に兵たちは呪文を唱え始める。あいつら、魔法まで使えたのか!?

 それを見てノーヴェさんは額にシワをよせ歯を食い縛り凄い形相を浮かべた後、右手に俺を左手にエイミィを抱え走り出した。



「ノーヴェ!?ロナルドを置いていくつもり!?」

「彼が行けと言ったんだ!アタシはそれに従う!」



 エイミィが怒りながら文句を言うがノーヴェさんは意に介さない。尚も文句を言おうとしたがノーヴェさんも辛そうな顔をしているのを見て止める。


 河から離れて行きながら、後ろで爆発の音がするのを聞いた。



 ◇



 自らに向け放たれる魔法を時に避け時に()()()()ながらノーヴェが戦線から離れたのを確認し、ホッと息をつく。

 そして統率のとれていない軍は魔法が発動していない時間が無いように呪文を唱えるという事が出来ず、魔法の弾幕が止む。その隙を逃さず軽く膝を曲げ脚に力を入れ地面を強く蹴り一気に兵たちに肉薄した。その途中一発だけ火球が飛んでくるが左手で打ち払う。

 慌てて攻撃を防ごうとする兵の首を切り飛ばして血が飛び散る前に移動しながら薙ぎ倒していく。体には一滴すら血はついていない。

 だが手に持つ二本の剣は所々真っ赤になっていた。


 あっという間に仲間を殺された兵たちは動揺し、恐怖に呑まれ非合理的な事を行った。



「こ……殺せぇ!全員でこいつを取り囲め!切り刻め!」



 その言葉通り無策で突撃してくる。この状況なら俺を避けてノーヴェたちを追うか撤退するべき。俺を攻撃するにしても遠距離から魔法で攻撃する方が安全だし確実だ。まあ判断力を鈍らせる為に多少無理してでもいかにも簡単に魔法を避けて見せたのだが。……左手を犠牲にした価値はあったな。


 さっきの魔法を防いだ事で左手の握力が無くなっており、剣を握るので精一杯だ。打ち合う事は出来ないだろう。


 しかし冷静さを失った雑兵など右手だけで事足りる。


 突っ込んで来て、並んだ仲間が邪魔で動きが鈍きなっている兵に脚を止めて向き合い首を落とし心臓を潰し頭から二等分にする。

 全方位から襲い掛かってくる相手の攻撃はかすらせる程度で抑えこちらの攻撃はしっかり命の焔を消していく。


 その繰り返しに仲間を巻き込んで魔法を放ってくる者も居るがそれは敵を盾にして防ぎ、放った者に近づき、殺す。


 もはや人を殺す事にためらいを覚えず、むしろより効率良く殺す事に特化しているこの体。

 戦争を切り抜け英雄と呼ばれる事になった代償として人として間違ったこの体。

 ルーシーはさっき魔法を撃てと、すなわち人を殺せと言われた時戸惑った。それは間違っていない。人を殺す事など本来は有ってはならない事なのだから。この御時世に甘い、覚悟が足りないと言われるかもしれないが、人間的には正しい。

 ……一度道を踏み外したら戻るのは困難だ。


 俺はもう戻れない。だが構わない。それで大切な人を──()()()()()を守れるのならっ!



 ◇



 敵兵を全員殺し、死体の山、血の海の上に立つ。

 周りには生きている生物の姿は見えない。

 だが、人間の気配を感じた。



「そこにいる奴、出てこい」



 俺は何も無い虚空を──否、虚空に見える所を睨む。

 睨んだ瞬間虚空が歪み、突如長めの金髪を後ろにまとめた、つり目気味で整った顔立ちの青年があらわれる。



「気づかれましたか。流石は『武神』ロナルド・ヴィッセルですね」

「……何者だ」



 現れた青年は俺の事を知っているようだが俺はこの青年を知らない。

 だが気配は限り無く薄かったし、あの透明になる魔法は確実に高度な魔法だろう。さっきの兵たちより実力は遥かに上だ。恐らく若いながらもノーベラルの名のある武将だろう。故に名を問うたのだが。


「別に名乗る必要は無いでしょう。どうせ私かあなた、どちらかが死ぬのですから」



 青年はあっさりと流す。

 更にそのまま言葉を続けた。



「それにしても三百五十一人を一人で殺しきるとは。まあ、彼らは死んでも問題無い死兵でしたから構いませんが……せめて彼女だけは殺して欲しかったのですがね。その為に彼女の近くに送り込んだというのに、本当に使えないクズどもだ」

「貴様ぁ!」



 死者を冒涜する青年に、思わず声を荒げる。

 だが同時に違和感を感じていた。

 魔法を使える兵を死んでも構わない、だと?


 魔法を使える人間は少なく、希少。事実俺もノーヴェもエイミィも使えない。そして一撃で大きな被害を与えられる魔術師は軍にとって大切な人材だ。

 そんな魔術師たちを死兵にするなど、常識はずれにも程がある。


 どういう事だ……?



「まああなたをここまで疲弊させたのは誉めてあげましょうか。左手を封じ込めたようですし、あれだけ切って血がついた剣だ。切れ味も落ちているでしょう。せめてあなただけでも殺させて貰いましょうか。あなたの武力は正直脅威だ。──さあ、第二回戦です」



 考えている間に青年はそう言って右手を掲げ指を鳴らした。

 それと同時に大量の獣が森の方から、河の中から現れる。

 その数は先程の軍の数を越えていた。


 前兆はあった。これだけの血が流れ血の匂いが充満しているのにもかかわらず獣がこない事はおかしい。しかしたまたまだろうと楽観視していた。普通獣を従えさせる事は非常に困難だからだ。

 だが今まで現れず、奴の合図で現れたという事は……まさか、奴はこの辺りの獣を全て支配下に置いているとでもいうのか!?



「お前ら。……掛かれ」



 青年がそう言って腕を振り下ろすと同時に大量の獣は俺に飛び掛かってきた。




前話とはうってかわり鬱展開。

完成した後これでいいのかと思い他のパターンを考えたりもしましたが、結局最初のを投下しました。


後ルークの事を途中から皆ルーシーと呼んでいますが、ルークは男性名だから女の子であるルークの名前じゃなく男のふりをするための偽名、本名はルーシーだと考えるかな?と思ったのでこうしました。


分かりづらいようでしたらルークに統一しますので、その際は感想に書いて下さい。

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