十七話
ちょっとエッチなイチャイチャ回。
DIVAの世界
朝、グレイが目を覚ますと目の前にGATEが気持ち良さそうに寝息を立てているのが見えた。とびっきりの美少女である彼女の寝顔に見惚れるグレイは少し視線を下ろしてみる。
「やっぱデカイよなぁ」
視線を下ろした先には桃源郷があった。グレイは前日眠る時に服を着ずに裸のまま寝てしまった彼女の胸に手を伸ばし優しく掴む。そこで視線を感じたグレイが顔を上げるとGATEがニヤニヤと自分を見て来ていた。
「おやおやぁ?レイ君、掴むだけで終わりなのかしらぁ?」
GATEは大好きな彼が自分の体を触ってくれている事が嬉しい為顔のニヤつきが止まらない。結果的にグレイを揶揄う表情になってしまっているが少女はそんな事気にしない。嬉しい気持ちの中に彼を揶揄う気持ちは確かに存在しているからである。
「挑発しやがって、後悔すんなよな!、シア!」
GATEの挑発した態度とニヤけた顔を見てムカついたグレイはGATEの胸を力強く揉み始めた。大好きな彼に胸を揉まれるGATEは嬉しそうな声であはっと声を漏らすのであった。
「ふふふ〜、君って私に全く抗えなくなったよね、うんうん、良い事だよ」
ちょっと挑発するだけで朝から満足行くまで体を触ってくれた彼にGATEは良い事だと言い満足気に頷く。夫婦関係は正しく円満なようだ。
「・・・お前の体がエロいのが悪い」
「あらあら?、最近触りまくって更に私の胸を更に大きくして更に私の体がエッチになったのはあなたのせいよ?」
「ほーう?、ならさお前は誰のものだ?」
「君のものだね」
自分は誰の物?と聞かれたGATEは当たり前だと言った表情で自分はグレイのものだとドヤ顔で即答する。
「なら俺はお前の体好きにして良いよな?」
「うん問題ないね、今揶揄ってるのも揶揄うと君の耳ってすぐに真っ赤になって面白いから、それを見たいだけだしね」
またまたドヤ顔で言った。
「なんでそんなドヤ顔なの・・・、つまりお前の胸が更に大きくなったのは俺は悪くないよな?」
「悪くないね」
「よーし、ならこの話は終わり、良いな?」
「良いよー」
良いよーとのんびりしたGATEの声が部屋に響いた後部屋はしーんとなる。それはそれで寂しく感じたGATEはグレイの前に立つとんっと腕を広げた。その拍子にぷるんと胸が揺れた。
「どした?」
「ドレス着させて?」
徹底的な甘えん坊モードなGATEはグレイにドレスを着させて?と可愛らしく微笑みながらおねだりする。
「はいよ、今日はこれで良いか?」
グレイは露出は抑えめだが体のラインがキッチリと出る彼好みのドレスを手に取るとGATEに見せる。
「あなたこう言う体のラインが出る服私に着せるの好きよね」
「胸がデカイお前が着ると映えるんだよこう言うタイプって」
「私としてはもっと谷間が開いてるタイプの方が胸元スッキリしてて楽だから好きなんだけどね」
「だからと言って俺以外の男に胸見せ付けやがって」
GATEにドレスを着させながらグレイは男達に谷間を見られても恥ずかしがるどころか基本的にフフンと誇らし気なGATEに思う所があるので小言を言う。
「あら?見られるくらい良いじゃない、彼等が出来るのは見るだけ、触れるのは君だけの特権よ?」
「・・・そう思うとお前を妻にしてる自分が誇らしいな」
「でしょー?、こんな良い女を奥さんにした君って幸せ者だよ」
「あぁ、幸せさ、俺は」
話している間にドレスを無事GATEに着させたグレイは布に包まれつつもキッチリと存在感を放っているGATEの大きな胸を見て満足気に頷く。
「うっわエロ・・・、君って本当にスケベだよね」
GATEは鏡に映る自分の姿を見て我ながらすごい格好だと頬を赤くし。夫をジト目で見る。
「はっはっは、好きに言え、これからも俺好みのスケベな服着させてやる」
「きゃー、レイ君に私、エロ女にされちゃうー」
開き直るグレイを見たGATEは腕で体を隠しきゃーきゃー言いながらふざける。
「・・・お前がエロ女なのはそんな乳してる時点で元からだろ」
「・・・グヌヌ」
元からエロ女と夫に言われたGATEは何も言い返せずグヌヌとなった。中々舌戦で勝てない妻に舌戦で勝てたグレイは誇らし気な様子である。
「そ、そんなエロ女と結婚したのは君よ!、だから君もエロ男ね!」
「やめておけシア、自分から傷口を広げてるぞ」
「くー!」
完全に夫に対して敗北したGATEは彼の胸元に飛び付くと顔を真っ赤にしながらポコポコとその胸を叩く。
「痛くない痛くない、いてぇ!」
「ふーんだ!調子に乗りすぎ!」
いー!となり調子に乗る彼に一発強いポコポコパンチを喰らわせたGATEはプイッとそっぽを向くと部屋から出て行く。グレイはそんな彼女も愛おしく思うと立ち上がり部屋から出て行く彼女を追った。




