表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
セブンススタイル  作者: ブレイブ
第一部三章、アリシアのファントム
22/344

第一部三章、アリシアのファントムプロローグ

アリシアとメアの部屋


「アリシア〜?、そろそろ灯りを消してくれませんか?」


「んー?、もうちょっと〜」


「そう言って三時間経ったんですけど・・・」


「マジ?」


「マジです」


ギグルス国首都アーシアからオルビアの町に戻ってから三日が経った、あれからずっとウキウキワクワク状態なアリシアは、町のファントムショップに行き、武器や改造パーツの最新カタログを貰って来て、どんな武器を買おうかどんな改造をしようかと考えており、こうしていつのまにかかなりの時間が経ってしまっていることが多い。


そんなウキウキワクワク状態の割には仕事の際にはシャンとしており、真面目に働かないのならともかく、真面目に働いている為メアも怒るに怒れない状態である。


「明日も仕事があるんですからもう休みましょう?、ほらベッドに入って?」


「えー・・・、もうちょっとぉ〜」


「だーめーです!」


「ムー」


メアはアリシアの腕を引っ張り一緒にベッドの中に入る。


「明日の仕事ってなんだっけ?」


「南の橋の近くに現れた魔物の退治です」


「あの橋かぁ、ちょっと遠いわね」


「ですね、まったまにはゆっくりと外を歩くのも良いじゃありませんか」


「そうね、最近は気持ち良く晴れてくれるし、それじゃお休み」


「はい、お休みなさい」


数分後、ベッドの中での会話を終えた二人の少女の静かな寝息が聞こえ始めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ