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悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない  作者: 汐留ライス
Chapter 12『ニンニン要人暗殺はつらいでゴザルの巻』
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#99「一時解散」

 世界のバグを取り除くとか言ってたムシャ子によって、お茶ポエム博士が消滅。しかも博士がバグになったのは俺の影響だって言う。


「プリン、それはいかなる意味ぞ。メギドがおかしなことなせば、こいつの腹ピザカッターで切って詫びしぞ」


「勝手に俺の腹を切るなよ。しかもそんなムダに痛そうな器具で」


 とはいえ俺のせいで博士があんなことになったのなら、責任を感じないワケじゃない。たとえ身に覚えが全くないとしても。


「責めているワケではありません。ドクターもおっしゃっていました通り、あの方は生きていらっしゃいますから」


 フォローしてくれるプリンちゃん。博士がいなくなって一番ショックなのは彼女だろうに、そんな様子も見せずに続ける。まあそもそも表情パターンがないんだけど。


「私は助手としてメイドとして、ドクターの研究をお手伝いしてきました。全部を把握しているワケではありませんが、その内容は全部保存してあります」


 そう言って、エプロンのポケットから大量の書類やノートを出してくる。ポケット自体は全然ふくらんでないのに、中の構造はどうなってるんだろうか。


「ですが、ドクターは絶望的に字が汚い方ですので、解読にはしばらく時間がかかります」


「手書きかよ!?」


 ちょっとだけ見せてもらったけど、なるほど部屋の隅に集まってクシャクシャになった髪の毛みたいに難解な筆跡で読めやしない。スマホでエアコンが消せるご時世なんだから、デジタルデバイスくらい使ってくれてもいいんじゃないのか。


「私がドクターから伺ったのは研究の概要だけですが、それによるとこの世界の現状はメギドさんが大きく関わっているようです」


「だから、それがどう関わりしか聞きしぞ」


 メギドが糾弾すると、プリンちゃんは軽くうつむく。表情が変わってないのにすまなそうに見えるのは、彼女自身がそう思ってるからかもしれない。


「そこまでは私にもわかりません。なので解読するまで数日お待ちください」


「それは仕方ないね」


 そりゃ俺だって気になるけど、プリンちゃんのそんな顔を見たらこれ以上追及できない。まだ不満そうなロロロを無理やりなだめて、俺たちは研究所を後にした。

 さーて、次回の「エア抱き枕が俺の嫁なら世界が敵でも空気抜けない」、略して「空気嫁」は?

 魔法上等恥無恥無チェリーだゴラァ! アタイも字が汚いってよく言われるから、博士の気持ちはわかるぜ。いーんだよ紙に書く字が汚くても、スプレーでキレイに書けりゃあよ!

 次回、「魚手裏剣」。ぜってえ読みやがれコノヤロー!

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